鎌倉商工会議所は、長引くコロナ禍で苦しむ、鎌倉市内事業者の事業継続と市内経済の回復を後押しするため、コード決済を対象とした「鎌倉応援キャッシュレスその場で割引キャンペーン」を10月1日から実施する。

 このキャンペーンを起爆剤に、市民や観光客の応援により景気回復を図る。
さらに、今後の行動制限の緩和にあわせて、決済環境の利便性の向上と、回復の兆しがみえてきたインバウンド対応に効果的なキャッシュレス決済の導入を進め、市内経済のV字回復を目指す。
 今回のキャンペーンはこれまで多くの自治体が行ってきた、後日に割引対象ポイント分が還元されるポイント還元方式とは異なり、決済時にその場で最大20%割引を可能にする仕組みで、自治体が投じた公金が必ず域内で消費されることが特徴。また、その場で割引を受けられるお得感から、割引額と同等かそれ以上の追加購入が生まれることが他地域でのキャンペーン結果データとして示されている。9月9日現在、すでに市内約870店舗が参加登録しており、申し込みは今も増えているという。
 対応可能な決済ブランドは、PayPay・d払い・au PAY・楽天ペイ・メルペイと、中国、香港、韓国など東南アジア各国の決済ブランドを網羅し、決済システムはラカラジャパンが提供する。割引率は平日・中小店が20%、土日祝日・中小店と平日大型店が10%、土日祝日・大型店が5%。1回の決済上限は2万円で、最大割引上限は4000円。
 キャンペーン終了は12月末頃の予定だが、割引原資消化次第の終了となる。なお、鎌倉商工会議所ではこのキャンペーンにより、総額10億以上の市内消費を促すことができると予測している。
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