Luupは1月26日に、三菱地所が所有する大手町・丸の内・有楽町地区(大丸有地区)の複数のビルに、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のポートを設置したことを発表した。

 大丸有地区では、地下鉄や地下通路が発達している一方で、“徒歩では遠いが電車に乗るほどでもない”距離感の移動が不便という課題があり、安全性を第一に電動マイクロモビリティの有用性を検証している。

 これまで、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会と連携しつつ、新事業特例制度を用いた実証実験を実施するとともに、三菱地所が開発した共通認証ID「Machi Pass」との連携によって、LUUPでの移動と施設やサービスがシームレスに融合するような体験設計といった、まちづくりへの活用を進めてきた。
 今回の大丸有地区における複数のLUUPポート設置によって、地区全体の付加価値を高め、日々の移動をはじめビジネスや観光などでの短距離移動手段として利用してもらうことで街のさらなる活性化を目指す。

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