ヤフーは4月26日に、同社の運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」が10代の男女を対象に実施した、お小遣い事情や消費動向、フリマサービスの利用状況に関する意識調査の結果を発表した。同調査は、4月4日~9日の期間に行われ、214名から回答を得ている。


●フリマでの「購入経験」は半数以上、「出品経験」は28.1%
 調査結果によれば、10代の1カ月あたりの平均収入(お小遣いやアルバイト代を含む)は、「7000円未満」が60.5%、「7000円以上」が39.5%となった。一方で、1カ月に使いたい理想の金額では「7000円以上」が62.8%を占めている。
 収入が増えた場合のお金の使い道を尋ねた質問では、「貯金」が4位にランクインしたほか、「ファッションアイテム」や「タレントグッズ」なども上位となった。
 フリマサービス利用経験について尋ねたところ、「まだ使ったことがない」(32%)がもっとも多く、以下「買ったことがある」(31%)、「売ったことも買ったこともある」(25%)が続いており、半数超の人がフリマサービスでの購入経験があることが明らかになっている。
 「PayPayフリマ」における10代の出品データ(3月1日~31日の期間のデータ)によれば、男女によって出品カテゴリに違いがみられ、男性はアニメやガジェット系の出品が、女性はアイドル関連やファッション関連の出品が多い。
 10代がフリマで売りたいものとしては、1位が「趣味・タレントグッズ」、2位が「ゲーム、おもちゃ」、3位が「服装・ファッション関連」、4位が「雑誌・漫画/日用品・文具・雑貨」となっている。
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