ヒノキヤグループは4月27日に、同社の住宅展示場としては北海道初となる「桧家住宅 札幌森林公園展示場」を、「北海道マイホームセンター札幌森林公園駅前会場」(北海道札幌市)内にオープンする。

●「Z空調」の提供を開始
 「桧家住宅 札幌森林公園展示場」には、北海道での展開がこちらも北海道初となる、全館空調システム「Z空調」を備えている。

 「Z空調」は2016年12月の発売以来、同社の住宅ブランド「桧家住宅」「パパまるハウス」「レスコハウス」を中心に、日本各地の戸建て住宅での導入が進む。リビングや寝室だけでなく、玄関や廊下、脱衣所まで家中どこにいても室温が変わらない快適さに加えて、「ぐっすり眠れるようになった」「光熱費が以前より安くなった」といった、健康面や経済面でも好評を得ている。
 同社は、「桧家住宅 札幌森林公園展示場」での出展に先立って、2021年12月から2年間、札幌市内の断熱等級5の実験棟にて冬期の室温と消費電力を計測した。真冬で外気温がマイナス12.6℃の時でも23℃以上の室温を保つなど、「Z空調」搭載の住宅は北海道特有の積雪寒冷地でも快適な室温を維持可能であることが検証されている。
 今回の「桧家住宅 札幌森林公園展示場」オープンにあわせて、同社は新たに北海道で「Z空調」の提供を開始するとともに、今秋には札幌市内の他の住宅展示場2カ所への出展も予定する。
 「Z空調」は、ヒノキヤグループの子会社である日本アクアが提供する断熱材「アクアフォーム」で建物の断熱・気密を高め、空調をダイキン工業、換気を協立エアテックが担うことで実現した、快適で経済的な全館空調。
独自技術によって、従来の全館空調の導入コストを大幅に下回る販売価格と、壁掛けルームエアコン同等の電気代を実現した。
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