【こっそりミームを教えます・148】K-POP界隈にはアイドルと映像通話で話すことができる「ヨントン」というイベントがある。今回はヨントンに参加するための条件や注意点をまとめながら、K-POPアイドルの推し活に関する情報を見ていこう。


●推しアイドルと直接話せる!
 「ヨントン」とはK-POPアイドルのイベントで、ファンが推しのアイドルと映像通話で直接話せる機会のこと。「映像通話」を意味する韓国語「ヨントンサンファ」を略して、ヨントンと呼ばれるようになった。
 K-POP界隈ではもともと日本のアイドルの握手会に近い「ミーグリ」と呼ばれる交流イベントが一般的だったが、対面で握手や会話をするためコロナ期間には実施ができなかった。そこでミーグリの代わりとして、ヨントンが浸透したそう。
 ヨントンは、K-POPアイドルが「カムバック」した時に開催されることが多い。カムバックとは言葉の通り「活動再開」を指していたり、また「新曲・新アルバムを発表すること」を指す場合もある。

 K-POPアイドルは日本のアイドルよりもオフシーズンがハッキリしていて、オフシーズンにアルバム制作やパフォーマンスの準備をおこない、楽曲発表でカムバックするパターンが定番のようだ。
 ヨントンに参加するためには、日本の握手会と同じように特定のCDの購入が必要になる。購入数が多い順に当選すると言われているが、そもそも購入枚数が一定数を超えていないと参加できない「ペンサカット」という足切りが存在するため注意が必要だ。
 この足切りの基準となる枚数を「ボーダー」と呼ぶが、ファン間でボーダーの枚数を教えたり推測することはNGとされている。
 K-POPアイドルの推し活は日本のアイドルとはまた違った文化を持つよう。しかし憧れの存在を間近で感じたい気持ちは万国共通なのだろう。
あなたもぜひ自分だけの推しを見つけて、推し活を楽しんでみてはいかがだろうか。(フリーライター・井原亘)
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井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
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