高市首相のブレーンで、元内閣官房参与の高橋洋一氏が、ナフサ問題でトンデモ発言をしていた。5月23日に生放送された「正義のミカタ」(朝日放送)に出演した高橋氏は、経済アナリストの石川和男氏によるナフサ不足の解説の後に持論を展開した。
「(ナフサは)全体で足りてるんだから、どっかで足りていないのは、どっかで余ってるんですよ」
この発言にスタジオから「おお!」と声が上がり、場が熱くなる。司会の東野幸治は「誰かが買い占めてると」と話すと、高橋氏はさらに自身の考えを語る。
「この手の話で多いのは消費者なの。消費者がドバっと買うと足りなくなるに決まっているよね。元々ナフサ自体は在庫があまりきかないからね。在庫持たないのが当たり前だから。
それで消費者の方が泡くって、最悪になるわけ。今はコントロールされているけど、石川さんは経産省が一生懸命やってくれていると仰ったけど、一番やるべきなのは、消費者の方が、多いところを探すんだよね。
多いところを探して発注しちゃう。消費者だったらネット回って探すのがいいと思うね。多くの企業は、ネットの在庫とリンクしているから、すぐにわかるわけ。それで余ってるところ探すの。
高橋氏のナフサ入手方法にスタジオにいたぺこぱの松陰寺太勇や、ほんこん、森泉等は深く頷いていたが、SNSではこのようなコメントが殺到。
《高橋大先生の言ってる意味が理解不能笑 なんで、出演者全員が納得しての??》
《高橋洋一さんが「余ってる在庫をネットで探して買え」みたいなこと普通に言ってるのに、周りが「へぇ~」って頷いてるの見て笑うしかない》
などと失笑がこぼれるほど。
資源エネルギー庁 LPガス取引適正化アドバイザリーグループ委員の境野春彦氏もXで、
《お笑い番組だと思います。関西ですしね》
と呆れたコメントを投稿した。
企業は、石油元売り各社、大手化学メーカー、化学品専門商社に発注をかけてナフサを入手する。手に入れたナフサは、加工されて、インクやビニール袋、シンナーなどの製品となって人々の生活に使用される。
高橋氏が言う消費者でも購入可能なナフサは、代替品であるホワイトガソリンだと思われる。ホワイトガソリンは、キャンプ用品の燃料として使用されているが、精製されているため加工することはできない。
工業用のナフサとなると、「モノタロウ」などの事業者向け通販サイトを利用するか、専門の試薬販売店に法人・個人事業主として相談する必要が出てくる。
しかしそもそも日常生活で、ナフサ(粗製ガソリン)そのものを使う場面はない。高橋氏の発言は思いつき、トンチンカンと言わざるを得ない。
文:BEST T!MES編集部
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