◆米大リーグ ホワイトソックス3―1ツインズ(25日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が25日(日本時間26日)、本拠地・ツインズ戦に「2番・一塁」でフル出場し、初回に1打席目に18号同点ソロを放った。この日メジャーに初昇格した西田陸浮内野手(25)も「9番・右翼」でスタメン出場し、2打席目にメジャー初安打を放つなど攻守で躍動した。

 西田は試合後、グラウンドで現地放送のヒーローインタビューでは、隣に村上をサポートする八木通訳が立っていたが、すべての質問を英語で受け答えた。「まだ緊張している」と明かしたインタビューの途中には、チームメートからはタンクの水をかけられる手荒い祝福も浴び「最高です」と笑顔を見せた。試合中には村上と球種について話したことや、本塁への送球後に左足のスパイクが脱げていたことなども明かした。

 いきなり快音を響かせたのは村上だ。0―1で1点を追う初回1死走者なしの1打席目。ツインズ先発右腕・マシューズの内角97・5マイル(約156・9キロ)直球に反応すると、打球速度105・7マイル(約170・1キロ)、打球角度41度と高々上がった飛球で18号同点ソロを右翼席に運んだ。飛距離は375フィート(約114メートル)だった。3試合、12打席ぶりの安打が、待望の一発となり、この時点で本塁打数がリーグ単独トップに浮上した。

 同点の2回には、西田が2死一、二塁で右前安打を本塁へレーザービームともいえるような好送球でタッチアウト。勝ち越しを防ぐファインプレーを見せると、直後の2回裏にロモが5号勝ち越し2ラン。本拠地が大きく盛り上がる中迎えた西田の1打席目は空振り三振に倒れた。だが、2点をリードした4回2死走者なしの2打席目に、メジャー初安打となる中前安打。

本拠地は総立ちになって祝福した。

 村上は2打席目以降は空振り三振、一ゴロ、左邪飛に倒れて4打数1安打1打点。西田は本職は二塁ながら右翼の守備も無難にこなし、3打席目は投ゴロに倒れて3打数1安打だった。

 西田はクラブハウス内での現地放送局のインタビューで初安打の記念球は「日本にいる父」に贈ることを明かし、妻が球場で試合を見ていたことも明かした。

 ◆西田 陸浮(にしだ・りくう)2001年5月6日、大阪生まれ。25歳。北大阪ボーイズから東北高に進学し、1年秋から公式戦出場も甲子園出場はなし。マウント・フッド・コミュニティー大に進学し、1年目から36試合で大学新記録の33盗塁。オレゴン大に編入し、23年7月のドラフトでWソックスから11巡目(全体329位)を受けた。マイナーでは通算306試合で2本塁打、93打点、打率2割9分、110盗塁。168センチ、68キロ。右投左打。

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