『1819202122~My 5 years talk』。
今回は特別編として、4月27日(金)公開の映画『ママレード・ボーイ』でW主演を務める、桜井日奈子さんと吉沢 亮さんに、「18~22歳」の5年間の中で、それぞれがもっともターニングポイントとなった時期について語ってもらった。
ふたりがそれぞれの岐路に立っていた
「19歳」というターニングポイント
ーーさて前編では、「鼻血が出るほど」お芝居にのめり込んでいた、と仰っていた「19歳」の桜井さん。当時はどんなことを思っていたんですか?
桜井 もう…なんだろ。その時は、とにかく役のことだけを考えていましたね。演出家さんから「その子になったつもりで毎日、日記をつけなさい」と言われていたので、役以外のことは一切考えていないくらい没頭してました。没頭しすぎて、ワーッと泣く場面では、パッと顔を上げたら鼻血がバーーッみたいな(笑)。とにかくがむしゃらでしたね。でも、初めてのお芝居が舞台だったっていうのは、すごく幸せだったと思います。お客さんが目の前にリアルにいて、最初から最後までノンストップでの演技だったので。これがきっかけで、自分の意志で「このお仕事をやっていきたい」と思うようになりました。
ーーちなみに、吉沢さんは19歳の頃はどんなことを考えていましたか?
吉沢 辞めたいと思ってました。
桜井 え…!?
吉沢 なんか「めんどくさいな」と思ってて。
ーー「この仕事を辞めたら何をしようか」というのは、具体的に考えていたんですか?

吉沢 当時は、よく友達とそういう話をしてましたね。「不動産っていいらしいよ」とか(笑)。でも、「働くには宅建2級っていう資格が必要らしい」「それはめんどくせぇな」みたいな(笑)。
ーーじゃあ、本当に19歳で出会った舞台の存在は大きかったんですね。そこから経験を積んでいく中で、22歳を迎える頃には仕事への意識が変化していた、と。
吉沢 そうですね。22歳くらいでやっと「これが俺の仕事なのかな」「一生やっていけたらいいな」と思えるようになりました。“社会人としての覚悟”が決まったのが、ちょうど22歳の頃だったんだと思いますね。
ーーなるほど。さて、今まさに18-22歳を生きているSTREET JACKの読者に向けて、映画『ママレード・ボーイ』の見どころを教えていただきたいのですが、実は公開前の4月15日(日)に、男性読者限定の先行試写会が行われます。お二人が考える、この映画を“男性が楽しめる”ポイントは?
吉沢 男子がキュンキュンできるシーンもいっぱいありますよ! とにかく、出演している女性陣がみんな可愛いですからね。僕的には、遊と光希が電車のホームで話すシーンがあるんですけど、そこはキュンとします。
桜井 切ない!
吉沢 あれはもう…完全に惚れますね(笑)
桜井 あとはやっぱり、保健室で寝ている光希に遊がキスするシーン! あれは男性も憧れるんじゃないですかね?
吉沢 確かに。実際にやったら怒られちゃいますからね(笑)。男性も、共感したりキュンキュンできるシーンがたくさんあると思うので、ぜひ楽しんでください!
4月27日(金)公開の映画『ママレード・ボーイ』について、さらに深く踏み込んだお二人へのインタビューが、STREET JACK WEBにて近日配信予定です。そちらもお楽しみに!