29日(現地時間)、米ビットコイン現物上場指数ファンド(ETF)に大規模な資金が流入し、需要は支えられているようだ。
31日午前7時、グローバルコイン相場中継サイトであるコインマーケットキャップでビットコインは24時間前より0.11%上昇した7万2357ドル(約1109万円)を記録した。
ファサイド・インベスターズによると、29日(現地時間)、米ビットコイン現物ETFは合計8億7000万ドル規模の純流入を記録した。これは史上3番目に大きな純流入記録だ。
ブルームバーグのシニアETFアナリストである、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)はX(旧ツイッター)を通じて「10月29日(現地時間)基準、ブラックロックのビットコイン現物ETFである「IBIT」の運用資産規模が発売293日ぶりに300億ドルを突破した。これは、ETF史上最速で300億ドルに到達した新記録である」と明らかにした。
ただし、ビットコインが現在のサイクルで追加上昇するには、店頭取引(OTC)物量が減少しなければならないという分析が提起された。
コインデスクは30日(現地時間)、クリプトクォントのデータを引用して「店頭取引デスクに41万6000BTC以上(300億ドル相当)が積み上げられている」とし、「これは第1四半期の平均である20万BTCに比べて大幅に増加した状態だ。店頭取引量が増加すれば、ビットコイン現物ETFも現物価格に影響を与えずにビットコインを買い集めることができる」と説明した。現物取引所内のビットコイン価格が上がるためには、店頭取引以外にも取引所内購入など、通常の方法でビットコインを購入しなければならないという意味だ。