ポリマーケット、ユニコーンに仲間入りか...10億ドルの企業価値で2億ドルの投資誘致目前
ポリマーケット、ユニコーンに仲間入りか...10億ドルの企業価値で2億ドルの投資誘致目前

ブロックチェーン基盤の予測市場プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)は、米国内での使用が禁止された状況であるにも関わらず、「ユニコーン」入りする見通しだ。

「ロイター」と「ブルームバーグ」は24日(現地時間)、ポリマーケットが約10億ドル(約1456億円)の企業価値で2億ドル(約291億円)の新規投資誘致を終えていると報道した。
今回のラウンドは億万長者の起業家ピーター・ティール(Peter Thiel)氏が率いるファウンダーズファンド(Founders Fund)が主導した。

ポリマーケットは2023年11月には米国連邦捜査局(FBI)が創立者シェーン・コプラン(Shayne Coplan)氏の電子機器を押収するなど、米国内におけるユーザー接近の可能性に対する恐れで押収捜索を進めていた。

報道によると、ポリマーケットはことし初めにも5000万ドル(約73億円)の非公開投資を含めて、これまで計1億ドル(約146億円)以上を誘致したことが分かった。

今回の投資ラウンドは、ポリマーケットが今月初めにイーロン・マスク(Elon Musk)氏のソーシャルメディアプラットフォームのXと戦略的パートナーシップを締結した後に行われる。両社はポリマーケットの予測市場機能とAIチャットボット「グロック(Grok)」の分析機能を統合して、今後多様な政治・経済の問題に対する大衆参加基盤の予測サービスを強化する計画だ。
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