イーサリアムのメガクジラ、買い占め加速で3400ドル突破に現実味

イーサリアム(ETH)が強力な技術的パターンである「ブルペナント(bull pennant)」の中で3400ドル突破を控えた調整局面に入り、大型投資家の急激な買い占めが注目を集めている。

8日(現地時間)、1万ETH以上を保有する「メガクジラ」ウォレットの保有量が9.31%増加し、これは2022年の95%価格急騰直前よりも速い速度であると報じた。


オンチェーンデータ分析会社Glassnodeによると、メガクジラが保有するETHの総量は、2024年10月の史上最低の3756万ETHから、現在は4106万ETH以上まで回復している。これは9.31%の増加であり、2022年半ばにETHが1000ドルから1950ドルに95%上昇する前の買い占め速度(約5%)の2倍近くを上回る。

このようなクジラの買い占めパターンは、2020年末~2021年初頭の強気相場と似ている。当時も大型ウォレットは4%以上保有量を増やした後、イーサリアムの価格は460ドルから1220ドルまで上昇した。

現在、イーサリアムの価格は比較的安定しており、これらのクジラの動きは「静かな蓄積期」と評価され、価格急騰に先行するシグナルである可能性があるという分析が出る。

今回のメガクジラの買い占めは、2020年6月以降に始まった長期的な供給減少の流れからの最も強力で持続的な回復と見なされている。同時に、イーサリアムベースのETFや機関投資商品にも資金流入が加速しており、買いは様々なチャネルを通じて拡大しているようだ。

チャート分析上、イーサリアムは現在、典型的なブルペナントパターン内で取引されており、このパターンは上昇トレンド継続のシグナルとして解釈される。特に、上昇突破と下落突破が共に失敗した後の強い収束区間に入っているという点で、決定的な突破の場合、ETHは3400ドルまで急騰する可能性があるという展望が出る。
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