2012年の電撃婚で世間を驚かせた、元KAT-TUNの赤西仁と女優でモデルの黒木メイサ夫妻。今度は「一家でハワイ移住」が報じられ、ファンをざわつかせているようだ。

 移住を報じた「週刊新潮」(新潮社)では、芸能関係者の話として「もともと彼女(黒木)は米国志向が強く、ハリウッドで勝負したいと思い続けてきました」と伝えている。現在、赤西はネットでDVDの販売などを手がけており、日本を拠点にする必要がないため、かねてお気に入りのハワイへ家族で渡ることになったという。また、黒木の所属事務所は移住の事実を認め、「まもなくハリウッドの仕事も決まる予定です」と明かしている。

 結婚発表時に赤西はジャニーズ事務所に在籍しており、予定されていた国内ツアーを結婚直後にキャンセルした。当時の報道によると、事務所を含めた関係各所に事後報告となったことに対する“ペナルティ”とされている。その後、14年2月に退所した赤西は同年7月に自身の公式サイトを開設し、「自主レーベルを立ち上げ、再始動開始」と宣言していた。

 赤西・黒木夫妻のハワイ移住について、ネット上では「赤西は実は英語ペラペラだし、意外と海外生活のほうが合うんじゃない?」「なんだかんだ言って幸せそう」「黒木メイサは日本だからこそエキゾチックな顔立ちや雰囲気が目立つけど、海外ではほかの女優に埋もれそう」「そもそもハリウッドで勝負したいのになんで移住先がハワイなの?」「何しに行くの? 観光?」などの声が上がっている。

 一方、赤西はツイッターで「おいおいおいスイートパワーの社長さんよ!オレの住処勝手に決めつけないでよ!」「月にも土地持ってるし(本当です)」と移住報道に反論している。

 また、俳優・小栗旬一家の“アメリカ移住”報道も話題になっている。「NEWSポストセブン」は「小栗旬が一家でアメリカ移住、ハリウッド本格進出目指す」との見出しで、妻の山田優と幼い2人の子どもとともに生活拠点をアメリカに移したことを報じている。記事によると、8月から新居を構えたロサンゼルスに移り住んでいるという。小栗は来年公開のハリウッド映画『ゴジラvsコング』(仮題)への出演が発表されており、記事内で小栗の所属事務所は「渡米したのは事実です。

特に期限を設けているわけではありません」と回答している。

 これに対して、ネット上では「日本での地位を捨ててハリウッドに挑戦する姿勢は素晴らしい」「正直、アメリカで俳優として認められるのは難しいとは思うけど、真田広之渡辺謙に続く存在になってほしい」といった声が上がっている。

「小栗は俳優による労働組合の必要性を公言するなど、以前から演者の地位向上を目指しているといわれており、日本の芸能界の慣行に疑問を呈すような発言も少なくありません。そして、エンターテインメントの世界でも“働き方改革”が進んでいるアメリカのシステムに興味を持っているともいわれているため、渡米により、エンタメ業界全体の仕組みも学んでくるつもりではないでしょうか。それを将来、日本での制作やマネジメントに生かすという狙いもあると思われます」(週刊誌記者)

 両家族の移住報道が同時期に流れたことに対して、ネット上では「どちらもアメリカに拠点を置けるほど実力があるのか疑問」「小栗旬はビッグタイトルが控えているからまだ理解できるとして、黒木メイサはフライング気味な気がする」「黒木メイサと小栗旬では俳優としての実績が違う。ハリウッドを甘く見すぎ」といった声が続出している。

 海外に拠点を移すことで、どのような影響があるかは未知数。長い目で見て、それぞれの活動に注目しよう。

(文=編集部)

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