地上波露出の激減が指摘されている、元SMAPで「新しい地図」の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。年末年始のバラエティ特番への出演が相次いで明らかになり、大きな注目を浴びている。
12月6日配信の「デイリー新潮」では、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年末特番「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」に“3人揃って出演”と報道。“関係者”の証言として、「もちろん撮影は終了しており、日テレは関係者に厳重な箝口令を敷いていたそうです」と紹介した。
また、新しい地図の公式サイトは、2020年1月2日放送の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)に3人が出演することを発表。出川とはこれまでに何度もバラエティ番組での共演経験があり、“リアルガチな笑いを追求してきた仲”ということで出川が共演を熱望したという。
相次いで地上波バラエティ番組への出演が取り沙汰された3人。SMAP解散を経てレギュラー番組が次々終了となり、ファンに不安を抱かせたが、一方で『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)の放送開始や、YouTubeチャンネル開設など、活躍の場はネット配信へ移行してきた。また、「パラ駅伝 in Tokyo 2018」のスペシャルサポーターに就任し、応援ソング『雨あがりのステップ』をリリースするなど、地道に活動を継続してきた。
そんな3人の“地上波露出の減少”について、あらためてスポットが当たったのは今年7月。ジャニーズ事務所が、テレビ局に対し元SMAPの退所組3人を使わないよう圧力をかけたのではないかとして、「独占禁止法違反につながる恐れがある」と公正取引委員会から注意を受けた。これに対してジャニーズ事務所は、「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません」とのコメントを発表した。
ネット上では、この公取委の“注意”と今回のバラエティ番組出演を関連づける声が続出。「公取委の注意のおかげで3人が見事に地上波復帰したという印象」「公取委が介入したことで状況が大きく変わったのは確実じゃない?」といった反応のほか、「これを機にテレビ局は忖度なく元SMAP全員の共演を実現してほしい」と、SMAPの共演を希望する声も多く見られる。
3人の地上波出演増加は何を意味するのか。今後の活動にますます関心が集まりそうだ。
(文=編集部)