芸能界引退から約8年半の年月を経て、ついにあの島田紳助さんが動きだした。
今月13日、歌手のmisonoが始めたYouTubeチャンネルに登場し、昨今の芸能界についてコメントした。
misonoは現在、夫でドラマーのNosukeががんで闘病中であり、所属していたエイベックスも離れ現在はフリーランスでライブなどを中心に芸能活動をしているが、治療費がかさみ生活が苦しいといわれている。そんなmisonoを救うために紳助さんが一肌脱いだことから、この動画の再生回数は約300万回にも達するほどの“ヒット作”となっている。
紳助さんは2011年、反社会的勢力との交際が問題視され、釈明会見を開いたうえで芸能界引退を表明。今回の動画では現役時代と変わらぬ饒舌なしゃべりをみせたが、昨年末に木下優樹菜との離婚を発表した、元所属事務所の吉本興業の後輩にあたる藤本敏史(FUJIWARA)に言及したことが話題になった。
紳助さんは「フジモン、がんばれー。あいつ泣き虫やんか。電話でしゃべったら泣いてるしかないねん。結婚するとき、離婚するとき、俺が辞める時、いつも泣いてんねん」とエールを送った一方、木下については言及していない。
「藤本と木下といえば、かつては紳助さんをトップとする“ヘキサゴン・ファミリー”のメンバーであり、2人が交際・結婚に至るきっかけをつくった人物こそ紳助さんであるといえます。木下は姉が勤めていたタピオカ店オーナーへの恫喝ダイレクトメール問題で現在、謹慎中。
その背景について、テレビ局関係者は言う。
「misonoの話によれば、動画は約40分で、前編後編に分けて配信する予定ということなので、もしかしたら後編で木下について触れている可能性もありますが、その可能性は低いとみられています。そもそも紳助さんは反社とのつながりを疑われて引退を選択した。木下も一般人に恫喝まがいのDMを送ったことが騒動の発端であり、いくら紳助さんでも木下を擁護するのは避けたいところでしょう。頭のいい紳助さんなので、それくらいの計算はしていると思いますよ」
そして、紳助が木下に触れない理由はほかにもあると、別のテレビ局関係者は指摘する。
「紳助さんは藤本から離婚の報告を受けた際、本当の離婚理由を聞いており、それが紳助さんからしたら許しがたい内容だったのではないかと噂されているんです。一部では紳助さんが木下の活動再開に一役買うんじゃないかという報道も出ていますが、紳助さんは完全に藤本さん擁護派ですよ」
木下の復帰は遠いのかもしれない。
(文=編集部)