今月10日、闇営業問題を受けた謹慎処分が解除され、活動を再開したタレントの田村亮(ロンドンブーツ1号2号)。14日には相方の田村淳が自身のツイッターを更新し、30日にコンビとしてのトークライブを開催すると発表している。
闇営業問題では、亮は吉本興業の先輩である宮迫博之(雨上がり決死隊)に言われるがままに、吉本上層部にギャラは受領していないと虚偽の報告をし、2人は揃って吉本の意向に逆らうかたちで記者会見を強行した。
「宮迫は結局、事務所の先輩の明石家さんまに泣きつき、さんまの個人事務所預かりになる流れとなり、昨年11月にはさんま主催でテレビ各局のスタッフを招待する宮迫を励ます会まで行われました。そんな宮迫ですが、亮の面倒を見るような余裕はないようですね。宮迫は悪い人ではありませんが、少しズルいところがあり、その二枚舌は有名です。あの謝罪会見も、宮迫はこのまま吉本のいうことを聞いていたら自然に干されてしまうという恐怖心から、心から謝罪したいと願っていた亮の純粋な気持ちを利用し、世論を味方につけようとしたように見えます。
自分だけ泣きついた先がさんまというのも、よく考えましたね。結局、大崎洋会長や岡本昭彦社長と対等に話ができる人を味方につけなくては、話になりませんから。そんな宮迫の行動をみている限り、亮のことなんてこれっぽっちも頭にないと思いますよ。亮は会見で話していた通り、復帰のことなど考えられず、ひたすら反省する毎日で、そんな亮の代わりに淳が対策を考えていたようですね」(吉本関係者)
また、テレビ局関係者は語る。
「問題発覚当初、亮に“ギャラはもらっていないことにしよう”と言って口を封じさせたのは宮迫です。その宮迫は亮を置いてひとりで大御所であるさんまの事務所に身を寄せ、復帰のチャンスを狙っている。
淳はピンでの仕事も多いが、そこまでして亮の復帰に力を注ぐ理由はなんなのか。
「芸人さんのコンビ愛というのは、一般の人たちには理解しづらい部分があります。ロンブーの2人は、無名時代に将来を悲観視していた時期、ある占い師から“2人の相性がバッチリだから、どんなことがあってもお互いに相方を変えてはいけない”と言われたことがあるそうです。その言葉を信じてコンビを続けたところ、結果的にロンブーは大ブレイク。そういう経緯もあり、淳はどんなことがあってもロンブーは終わらせないと誓っているんですよ」(別のテレビ局関係者)
たとえ売れっ子になっても、“明日から無収入”という境遇に陥ることもありえる芸能界。ロンブーの2人は、堅い絆でつながれているのかもしれない。
(文=編集部)