ワームホールから飛び出したのは無数のUFO?

 今年3月、国際宇宙ステーションのカメラが、不思議な現象を次々にとらえた。
 何もないところから、光の粒のようなものがひとつ、またひとつと姿を現わし、やがて数えられないほどの数に達したのだ。

これは時空の歪みから、UFOが出現したということか?

 見たこともない現象に画像解析してみると、映像の中央部分から飛びだす点の塊がある。それはワームホールだった。ワームホールとは、時空構造の位相幾何学として考えうる構造のひとつ。時空のある一点から、別の離れた一点へと直結する空間領域で、いわばトンネルのような抜け道のことをいう。
 映像では、噴水のように下から上へ、時には下から右へと推移、あるいは放物線を描いているのが、見て取れる。仮に、ワームホールが通過可能な構造であれば、そこを通ると光より速く、時空を移動できることになる。

ワームホールは、別名、アインシュタイン・ローゼンブリッジとも呼ばれるが、現在のところ、数学的な可能性のひとつに過ぎないという実験結果しか出ていない。
 しかしもうひとつ、気になる映像がある。それはロシアやカザフスタンで2011年に撮影されたもの。ワームホールに似た箇所から4機の未確認飛行物体が出現したかのように見える映像だ。果たしてUFOとの関係性はあるのか。

 そもそも、ワームホールを解明するには、まずブラックホールの謎を解かなければならない。

ブラックホールとは、高密度かつ大質量で、強い重力。光さえ脱出できない天体だ。崩壊した星を意味する名称で呼ばれたこともあったが、光の粒との因果関係はあるのだろうか? 究明の時が待たれる。

(文・編集部)

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