アップルにクルマを売るべき？特徴やリアルな評判、買取価格アップ方法

独自のネットワークを使いクルマの買取に力をいれているアップル。
国内販売だけではなく、海外への直接輸出網を自社で整えていることから、海外で人気のあるクルマなどを高額で買取できる業者です。

アップルはクルマの買取や販売をおこなう会社で、運営会社はアップルネットワーク株式会社です。簡単な会社概要を下記にまとめました。

• 会社名:アップルオートネットワーク株式会社
• 本社所在地:東京都中央区日本橋1丁目16番11号 日本橋Dスクエア 9階（東京本社）
• 設立年月日:1993年11月
• HP:アップル

何回か社名変更を行い、2004年にアップルインターナショナル株式会社の子会社化にともない、アップルオートネットワーク株式会社となりました。海外にもネットワークを構築し、輸出事業も手掛けています。

中国には現地で店舗展開するために合弁会社を設立しており、ニュージーランドにも進出するなど、国内よりも国外で高く販売できる中古車は直接輸出しています。

アップルの特徴は大きく分けて3つのポイントがあります。

• 完全無料の査定
• 車買取専門店から販売事業にも進出
• 「オリコン顧客満足度調査 車買取会社」2020年で1位、2021年で2位を獲得

買取時の流れを含めてご紹介します。

アップルの査定は無料で、かつ査定のみでも問題ありません。査定を受けたら必ず買取を依頼しなければならないこともなく、「とりあえず査定を」というスタンスでも構いません。
無料で査定をおこなえるので、愛車の価値を判断するだけでも問題ありませんし、価値を知ることで改めて売却を検討することも可能です。
ちなみに出張査定もおこなっており、こちらも無料となっています。

アップルはもともと買取専門店でしたが、販売事業にも進出しました。
前述のとおり、輸出もおこなっているなど、買取ったクルマの活用方法の選択肢が多数ある点が高額買取に繋がっています。

また、アップルの店舗はフランチャイズとなっているため、本部がすべてを決めるのではなく、フランチャイズ店独自の戦略を掲げることも可能。買取金額に関しても、店舗の在庫次第では相場よりも高額での買取が実現するケースもあります。

アップルの中古車買取の評判の良さは、オリコン顧客満足度調査に現れています。2020年で1位、2021年で2位を獲得しているのも、それだけ満足した利用者が多かったからこそです。

アップルでの買取の流れは以下のとおりになります。

アップルはフランチャイズ展開しているため、店舗によって対応は微妙に異なることがあります。たとえば入金までの時間や、名義変更完了の通知等は店舗のシステムや状況によって異なります。
そのため、アップルで買取を考えているのであれば、事前の流れについてを聞いておきましょう。アップルで買取をしてもらった経験があるとしても、店舗が異なれば流れが異なるケースも十分に考えられます。

契約したものの、やっぱり手放すのが惜しくなるケースは、中古車買取にてよくある話です。
そこで、もしもアップルで愛車の買取の契約を結んだものの、キャンセルしたくなった場合について解説します。

アップルは引き渡し翌日までであれば無条件での解約が可能です。そのため、引き渡し翌日がタイムリミットです。翌々日になれば、キャンセルができなくなってしまうので、キャンセルするかは引き渡しから24時間以内に判断しなければなりません。

ちなみにキャンセルする場合、アップルが支払った金額を7日以内に返金すること、指定した場所・日時に車両を引き取りに来ることなどが条件となっています。

キャンセル料に関しては、クルマの引き渡し前であればキャンセル料はかからないとしています。
しかし、この点に関しても各店舗によって異なる部分もあるため注意が必要です。

繰り返しになりますが、アップルではフランチャイズ店舗によって方針が異なります。

そのため、アップルで愛車を売却した経験がある人でも、事前に不明瞭な点は必ず質問しておきましょう。キャンセルに関しても、アップルとしては一定期間であればキャンセル可能で、クルマの引き渡し前であれば原則キャンセル料は無料だとアナウンスしています。

しかし、あくまでも「原則」です。店舗によっては「原則」が当てはまらない場合も有り得ますのでキャンセルをする気が無いとしても、事前にキャンセルについて確認しておきましょう。

アップルにて買取価格をアップさせる方法としては、主に下記の方法が挙げられます。

• 複数の見積もりをしていることをアピールする
• 売る気があることをアピールする

アップルだけに見積もりを出してもらうのではなく、他の業者にも見積もりを出してもらい、アピールしましょう。複数の業者に見積もりを出すことで、愛車のおおよその相場を理解できると共に、業者に伝えることで業者の競争を煽ることができます。

クルマの買取はさまざまな目的があります。とくにアップルの場合、海外輸出も手掛けているため、1台でも多くのクルマを欲しています。他社に見積もりを出しているお客様に選んでもらうためには、他社よりも高い査定額を提示しなければなりません。結果、査定額が高まる可能性があるので、「アップルさんだけです」ではなく「いろいろな所に見積もりを出している」と告げましょう。

また、その際は査定額まで告げる必要はありません。あくまでも「査定をおこなっている」という事実だけにとどめましょう。なぜなら、額面まで告げると、額面を多少上回る程度の査定額になってしまう場合があるからです。

例えば100万円の査定だとしても、「他社から80万円と査定された」と告げられれば、アップル側は100万円の査定額を出す必要がありません。85万円の査定額であったとしても「他社より高い査定額」になります。
真の価値を見出すためにも、査定の事実を告げるにとどめ、査定額を待ちましょう。

複数の業者から見積もりをもらいたい人は、「【2022年最新】車一括査定のおすすめランキング決定版！6サイトを徹底比較」で、あなたに合った車査定サービスを探しましょう。

アップルは見積もり依頼が無料なので、売る気はないものの、とりあえず査定して愛車の価値を知るだけでの利用も問題ありません。しかし、本気で売りたいと思っているか、あるいは無料だから試しただけなのかによってアップル側の査定に多少影響を与えるでしょう。

アップル側としても、無料だからと査定をしているだけの利用者はいくら提示したところで買取できる可能性が低いです。しかし、本気で売りたいと思っている場合、提示額によっては他の業者に逃げられてしまう可能性があります。

どの業者も、自社にクルマを売ってもらいたいため、本気で売却したいと思っている相手に対しては査定額をなるべく上げることを検討します。
その際「アップルさんで考えている」ではなく、「高いところで」と告げましょう。本気で買取ろうと思ったら、「高いところ」になるよう、高額査定をするしかなくなるため、高額査定が期待できます。

アップルの評判や口コミについてもチェックしてみましょう。
良い評判や口コミだけではなく、悪い評判や口コミもチェックしてみたので、両者を比較することでアップルの客観的な姿が見えてきます。

まずはアップルでクルマを売った人の口コミをチェックしてみましょう。

「わがままにも対応してくれるなどとても親切な対応」「初めての愛車買取でも丁寧な説明に分かりやすい提案で安心」「価格も満足な上、説明が丁寧だったのでまた利用したい」などの口コミが見られました。対応の良さや査定額の高さ等、様々な点において高評価を得ています。

「確かにあまり良い状態ではないクルマだったがあんなに安い額なら売れない」「買取金額の低さにがっかり」「車椅子の入り口がないので不便だった」などの口コミが見られました。
とくに悪い口コミで多く見られたのは対応よりも査定額です。当初、過度な期待を抱いていたからこその可能性もありますが、一つの意見として参考にしておくのもよいでしょう。

アップルで中古車を購入した人の口コミについてもチェックしてみました。

「クルマの性能をしっかりと説明してくれた」「とても丁寧な対応」「納車までの期間などしっかり説明してくれた」など、こちらも主に対応の良さで高評価を得られています。

「資料を郵送してくれたのはありがたかったけど画像が分かりづらかった」「説明不足や連絡不足が多かった気がする。それに追加で依頼していたオプションが違っていたので困った」「購入したバッテリーが上がっていたので困った」といった口コミが見られました。店舗によっては対応に不満が残る部分もあるようです。

アップルは独自の販売網を持っているからこその高額査定が強みではありますが、口コミを見ると査定額の高さよりもむしろ接客応対への高評価が目立ちます。

顧客のために真摯に対応してくれる業者である一方、フランチャイズによって方針や細かいルール等が異なる部分もあります。利用する際は、店舗の情報や説明をじっくり聞くなど、ルールを把握・確認しておきましょう。