グロスマンがW杯通算10勝目 中村は5年ぶり決勝で2完登6位【ボルダーW杯2024 第2戦ソルトレイクシティ大会】
米国・ソルトレイクシティで5日(日本時間6日)、クライミングW杯のボルダー第2戦女子決勝が行われ、パリ五輪代表のナタリア・グロスマン(米国)がW杯通算10勝目を挙げた。日本勢は中村真緒が決勝を戦い、2完登で6位に入った。前日の男子決勝と同じく、多くの観客が見守る中で始まった決勝は、パワーと足技を駆使して4人が一撃するなど全員が完登発進する。2つのコーディネーションムーブで構成された横長の第2課題はナイル・メイニャン(フランス)、オリアーヌ・ベルトン(フランス)、グロスマンの3人が完登。2位に2完登差の全4完登で準決勝首位だったグロスマンは2連続フラッシュとなり拳をつくって喜んだ。
パワーが要求される第3課題はメイニャンとグロスマンが3完登目をマーク。グロスマンは3度目の一撃を決めた。中村は足をうまく使うなどテクニカルに攻略して会心の一撃。
2位にはパリ五輪代表のベルトン、3位にはメイニャンが入り、フランス勢が表彰台の脇を固めた。
<決勝リザルト>
1位:ナタリア・グロスマン(USA)/3T4z 3 10
2位:オリアーヌ・ベルトン(FRA)/3T4z 6 6
3位:ナイル・メイニャン(FRA)/3T4z 6 13
4位:オセアニア・マッケンジー(AUS)/2T4z 2 7
5位:ブルック・ラバトゥ(USA)/2T3z 2 7
6位:中村 真緒(JPN)/2T3z 4 5
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10位:松藤 藍夢(JPN)※準決勝進出
11位:関川 愛音(JPN)※準決勝進出
21位:平野 夏海(JPN)
46位:石井 未来(JPN)
※左から順位、氏名、所属国、成績
※成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数
CREDITS
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編集部 /写真
Slobodan Miskovic - @xsloba / IFSC※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。