ベネクスは7月14日、「スポーツ・サステナビリティ白書」を発表した。調査は4月18日~5月23日、日本リカバリー協会の技術協力のもと、20~79歳の男女10万人(男女各5万人)による「ココロの体力測定」調査データをもとに行われた。


調査では、「ココロの体力測定」調査データから、スポーツ行動頻度、スポーツ観戦・応援頻度、スポーツ各種行動および健康作りの3要素の分析を実施した。

その結果、日本のスポーツファンは52.7%と2021年調査と比較すると微減。年代別にスポーツファンの割合を見ると、男女ともに70代(男性71.4%、女性60.5%)が最も高く、20代(同55.0%、32.9%)が最も低い結果に。

また、スポーツ別にファンの割合をみると、2位に大差をつけて、男女ともに「プロ野球」がダントツの1位に。次いで、男性は2位「プロサッカーリーグ」、3位「サッカー日本代表」となり、女性は2位「フィギュアスケート」、3位「箱根駅伝」と続いた。

次に、都道府県別にスポーツファンの割合を見ると、男女ともに「広島県」(男性73.2%、女性59.1%)が1位に。
次いで、男性2位は「長崎県」(68.2%)、3位は「高知県」(67.6%)となり、女性は2位「佐賀県」(51.9%)、3位「大分県」(51.3%)という結果に。

2021年調査でも「広島県」は堂々の1位を獲得しており、同県におけるスポーツ文化の定着が明らかに。また、今回は男女ともに「九州地方」の県が2位だったことから、地域ごとのスポーツを盛り上げようとする動きがより活発になっていることがうかがえた。