音楽界で最も権威ある賞として全世界の音楽ファン、ミュージシャン、音楽関係者が注目するグラミー賞。
11月10日にノミネーションが発表され、最多ノミネートとなったのは、主要部門のうち3部門でノミネートされたシザの9部門。ヴィクトリア・モネが7部門、テイラー・スウィフト、ジョン・バティステ、ビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴ、マイリー・サイラスなどが6部門でノミネートされている。
プロデューサーやエンジニアを除き、6部門以上にノミネートされている男性ミュージシャンがジョン・バティステのみであることから、女性ミュージシャンが存在感を見せたノミネート結果。テイラー・スウィフトがアルバム『Midnights』で年間最優秀アルバム賞を受賞した場合、通算で4度目の受賞となり、アーティストとしてフランク・シナトラ、スティーヴィー・ワンダー、ポール・サイモンの記録を更新して単独トップとなる。
また、大ヒット映画『バービー』のサウンドトラックからは4曲が候補に。受賞結果だけではなく、ビッグアーティストたちのパフォーマンスや、ここでしか見られないコラボレーションが見どころのグラミー賞授賞式。第66回はどのようなパフォーマンスが見られるのか期待が高まる。
なお2024年1月に第66回グラミー賞授賞式の見どころに迫る情報番組の放送・配信も決定。こちらも授賞式に向けてチェックが必要だ。12月22日の『年末年始SP! 2023来日アーティスト特集』も見逃せない。
ジョン・カビラ
アワードシーズンです!今回のGrammys、まさにLadies Nightになりそうです!最優秀アルバム賞&レコード賞ノミニー、ジョン・バティステ以外は全員女性!そして個人的に楽しみなのが主要部門に追加された最優秀ソングライター賞、栄えある第一回のウィナーは誰になるのか? また昨今相当勢いのあるジャンル、こちらも新設の最優秀アフリカンミュージック・パフォーマンス賞にも注目しています。そして!!言わずもがなの奇跡の一期一会!こんな組み合わせはここでしかない!WOWなコラボレーションも必見!ポップミュージックの「今」をお祝いする世界最高峰の音楽祭、第66回グラミー賞授賞式ぜひご一緒ください。
ホラン千秋
グラミー賞のノミネーションが発表され、2024年への準備は着々と進んでいます。今年は皆さんにとってどんな1年だったでしょうか。
○主要6部門ノミネーション
年間最優秀レコード候補
Worship /ジョン・バティステ
Not Strong Enough/ボーイジーニアス
Flowers/マイリー・サイラス
What Was I Made For?[from the motion picture “Barbie”]/ビリー・アイリッシュ
On My Mama/ヴィクトリア・モネ
vampire/オリヴィア・ロドリゴ
Anti-Hero/テイラー・スウィフト
Kill Bill /シザ
●年間最優秀アルバム候補
World Music Radio/ジョン・バティステ
the record/ボーイジーニアス
Endless Summer Vacation/マイリー・サイラス
Did you know that there's a tunnel under Ocean Blvd/ラナ・デル・レイ
The Age of Pleasure/ジャネール・モネイ
GUTS/オリヴィア・ロドリゴ
Midnights/テイラー・スウィフト
SOS/シザ
●年間最優秀楽曲候補
A&W/ラナ・デル・レイ
Anti-Hero/テイラー・スウィフト
Butterfly/ジョン・バティステ
Dance The Night (From Barbie The Album)/デュア・リパ
Flowers/マイリー・サイラス
Kill Bill/シザ
Vampire/オリヴィア・ロドリゴ
What Was I Made For? [From The Motion Picture "Barbie"]/ビリー・アイリッシュ
●最優秀新人賞候補
グレイシー・エイブラムス
フレッド・アゲイン
アイス・スパイス
ジェリー・ロール
ココ・ジョーンズ
ノア・カハン
ヴィクトリア・モネ
ザ・ウォー・アンド・トリーティ
●年間最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)
ジャック・アントノフ
ダーンスト・エミール2世
ヒット・ボーイ
メトロ・ブーミン
ダニエル・ニグロ
●年間最優秀ソングライター(ノン・クラシック)
エドガー・バレーラ
ジェシー・ジョー・ディロン
シェーン・マカナリー
-セロン・トーマス
ジャスティン・トランター