元AKB48でタレントの松井咲子が25日、3rd写真集『松井咲子 3rd写真集 妄想椿』(3,300円 KADOKAWA)を発売した。撮影の舞台となったのは、愛媛県松山。
今月5日に元ゾフィー・上田航平との結婚を発表した彼女にとって、独身最後の写真集となった今作。今回のインタビューでは、3作目の写真集発売が決まったときの心境や30代との向き合い方などについて話を聞いたほか、「新しいことがいろいろ起こった一年だった」という2023年を振り返ってもらった。
○■次は30代最後になるのかなと
――本日は取材のお時間を頂き、ありがとうございます! 最新写真集のお話をいろいろお聞かせいただければと思います。
(ボイスレコーダーに顔を寄せて)松井咲子です! よろしくお願いします。
――まずは、ご結婚おめでとうございます!
ありがとうございます!
――このタイミングで取材の機会を頂けて、大変うれしいです。
嘘みたいで、夢のようで、びっくりが一番大きかったです。
――これまで、1st写真集と2nd写真集の発売が決まったときの感想も「びっくり」でしたね。
そうなんです(笑)! まさか自分の人生で写真集を出す日が来ると思っていなかったので、初写真集の発売が決まったときは驚きましたし、それが最初で最後だと思っていたので、2作目の写真集を出せることが決まったときも驚きました。1作目は20代最後、2作目は30代最初というタイミングだったので、もし3作目を出せるとしても、次は30代最後になるのかなと思っていたんです。それくらい予想していなかったので、びっくりしました。
○■大人を楽しめているなって感じます
――1st写真集『咲子』は「20代最後の妄想」がテーマでした。発売当時は30歳になられてすぐの頃で、それから3年ほど経ちましたが、30代はいかがでしょうか?
楽しいです! 気持ちに何か大きな変化があったかと言われたら、全然ないんですけど、年齢を重ねることで、表現できることも増えていくなって思うと、年齢を重ねることも悪いことじゃないかもって。環境の変化があったこともそうなのですが、今のところ楽しいので、これからも楽しみです。
2023年を振り返る「プライベートでも環境が変わって…」
――30代前半は、「もう若くない」と言われることもあれば、「まだ若い」と言われることもあって、立ち位置が難しいなと思っていて……。確かに難しいですよね。年齢に勝ち負けはないので、「敵わない」という言い方は変なんですけど、10代・20代の若い子に対して、ふと「若いな」って思っちゃうときに、自分が大人になったんだなと感じることはありますね。
――松井さんのポジティブな考え方は元気をもらえますね。
ポジティブに生きていきましょう(笑)!
○■今年は本当にいろんな挑戦をした年でした
――年齢でいうと、タレントさんはネットニュースになったときに、名前の後ろにカッコ書きで年齢を書かれることも多いじゃないですか。
そうなんです! それこそ、結婚発表をしたのは誕生日を迎える前だったのですが、昔、応援してくれていたファンの方が、私の結婚ニュースを見て、「えっ! 咲子さん、もう32歳だったの!?」って(笑)。確かに、15年間この仕事をやっているので、その月日を感じますけど、長くやってるからこそ出会えた人たちもたくさんいますし、ネガティブにならずにというか、より経験値を上げて、いろんなお仕事につなげていって、昔、応援してくれていたファンの方にも「咲子さん、大人になったよね」と言ってもらえたらいいなって思います。
――では最後に、今年ももうすぐ終わるということで、2023年がどんな一年だったか教えていただけますか。
今年は本当にいろんな挑戦をした年でした。音楽活動でいうと、新曲33曲を自分で作って、皆さんに聴いていただく『松井咲子が新曲33曲やるライブ』を夏に開催させていただいて。これまで、自分で作曲した曲を人前で演奏したことはあまりなかったんですけど、楽しかったですね。あとは、AKB48の同期の岩佐美咲ちゃんとライブハウスツアーを回ったり、今までずっと一人でやってきたピアノを違う形で楽しめているなって。こうして新しい挑戦をすることで、音楽の楽しさみたいな根本的なことをまた知ることができて、音楽面ですごく充実した年でしたし、プライベートでも環境が変わって、新しいことがいろいろ起こった一年だったなと思います。
(C)KADOKAWA (C) SOMEDAY PHOTO/下田直樹
■プロフィール
松井咲子
1990年12月10日生まれ。