1月12日公開の映画『ある閉ざされた雪の山荘で』の公開直前カウントダウンイベントが7日、東京・神楽坂の赤城神社で行われ、重岡大毅(WEST.)、間宮祥太朗、戸塚純貴、飯塚健監督が出席した。

国内累計発行部数が1億部を突破した東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』を重岡大毅主演で実写映画化した本作。
ある宿泊所に集まった7人の若き劇団員が、新作舞台の主役の座をかけたオーディションに挑む。最終選考のシチュエーションは"大雪で外部との接触が断たれた山荘"。彼らは演出家の指示に従って演技を続けるが、出口のない密室でひとり、またひとりと消えていくのだった。

公開まで残り5日となったこの日は、東京・神楽坂の赤城神社で直前イベントを開催。参拝客がいる中、報道陣向けの写真撮影が行われた後にトークショーが行われ、主演の重岡は「台本すべてストーリーもすべて分かった状態で見ましたが、すごく面白かったです」とし、「ワクワクできるエンターテイメントになっています。東野圭吾さんのマジックもあり、最後は前向きになれるというか、何か心に残るメッセージもあるので、見ていただきたいです」とアピールした。


重岡と共演したかったという間宮は「今回はすごくうれしかったし、2人で対峙するシーンもありました。その時に流れている感情ややり取りにビビットに反応するので、そのフラットさが久我(重岡が演じたキャラクター)の目線で導入する時もあって、それがいい塩梅だったと思います」と重岡の演技を称賛。劇団員をまとめる役柄を演じた戸塚も「初日からこれから楽しいことが巻き起こるんだと予感させてくれました。むちゃくちゃ明るくて本当にずっと喋っていて、多分本人もこの作品で主演という立場でフィールドが違うところから来た意気込みもあり、僕たちの関係性を上手く作ってくれました」と重岡に感謝した。

2024年初めてのイベントということで、今年の抱負について重岡は「一年の計は元旦にあり、じゃないですが、この仕事をしていると去年の年末辺りから来年の運勢を占ってもらう機会があって、軒並み運勢が良いという意味でエグいんです。ルーマニアの占いをしてくれる魔女にオンラインで占ってもらいましたが、すごく幸運のモノに包まれているらしく、とにかく上手く行くと。
今すぐ海外に行きなさいと言われました」と笑顔を見せたが、「色々言われて気分的に乗っていますが、健康第一で行かせていただきたいと。あとはワクワクすることを楽しんでいこうと思います」と控えめな抱負を。

そんな重岡の気取らない願いとは対照的だった戸塚は「売れたいなっていう、とにかく売れたいなと」と切実な思いを告白。続けて「ネクストブレイクと呼ばれて10年ぐらい。そろそろ本格的に売れ始めて行きたいと思っています」とさらなる活躍に意欲を見せていた。映画『ある閉ざされた雪の山荘で』は、1月12日より全国公開。