メトロンズ第6回公演『寝てるやつがいる!』ゲネプロ取材会が24日、東京・赤坂RED/THEATERで行われ、お笑いコンビ・しずる、ライス、サルゴリラ、作家・演出家の中村元樹氏が出席した。

しずる(KAZMA、村上純)、ライス(関町知弘、田所仁)、サルゴリラ(赤羽健壱、児玉智洋)の芸人3組に、作家・演出家の中村元樹氏を加えた7人組演劇チーム“メトロンズ”による第6回公演『寝てるやつがいる!』が1月24日~28日に赤坂RED/THEATERで上演される。


メトロンズは2021年に第1回公演を開催し、毎年2回のペースで公演を続けてきたが、今回、2023年にサルゴリラが『キングオブコント』で優勝したことをきっかけにチケットは即完。2度発表された追加公演も併せ全9公演が完売となった。全公演が完売するのは今回が初めて。

赤羽は「全公演完売で、追加公演も再追加公演も。本当にありがたいので、ここでお客さんを離さず、より増やしていきたい」と喜び、児玉も「チャンスです。こんなのないじゃん。
即完で、追加公演も全部売れて。ちゃんと考えると泣けるぐらいうれしいですね、『即完』という言葉が」と感慨深げに語った。

この日、メトロンズの第7回公演「店出す」やメトロンズコント 単独ライブact.1の開催、BS松竹東急でのドラマ放送なども発表され、児玉は「まだまだこんなもんじゃない。どんどん大きくしていきたい。レベルを上げて、全国を回って。それを目指しています。
楽しくお金を稼ぐ! これはマジでチャンスです」と意気込んだ。

KAZMAも「メトロンズにかけている」と言い、「僕は正直これしかないって思っています。あんまりしずるとしてはもう考えてないです。(相方のことは)メトロンズの村上純だと思っています」と話すと、ほかの芸人たちは「爆弾発言だよ!」とツッコミ。

KAZMAはさらに「サルゴリラが優勝したことで即完したんですけど、これは一時のものかもしれないなと。このチャンスをつかめなかったら、来年ぐらいで普通の公演やって即完しないようだったらバラバラになったほうがいい年齢なんです。
そろそろこれにかけないといけない。だから正直これにだけ集中したいです」とメトロンズにかける熱い思いを語った。

村上も「全く同じ気持ちです」と同調。「しずるの単独ライブはありますが、夏に毎年KAZMAの単独があるんですけど今年はない。メトロンズに集中したいという話もしている。年齢もあるし体力もあるので。
ついてきていただけたら幸いです」と話していた。