前身のジューシーズ時代から結成20年となった昨年は「キングオブコント2023」を歴代最年長で優勝。今回の単独ライブは「キングオブコント」以来初めての公演となる。千秋楽を終えたばかりの2人は報道陣向けの囲み会見に応じ、赤羽は「今までは賞レース用に向けてネタを作っていたんですが、そこから解放されて好きにやりました。手応えがあったので、もう1回(賞レースに)出られるんじゃないかな」と色気を見せ、相方の児玉は「勘弁してください(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「縛られずにできたので、それはすごく楽しかったです」と充実した表情を見せた。サルゴリラとしては2回目の単独ライブとなった同公演について児玉が「(制作の)一流の方に入ってもらい、こうも変わるのかと思いました」とスタッフに感謝すれば、赤羽も「お客さんも連日満席でやっていて楽しかったです」と満足げだった。
「キングオブコント2023」で披露したネタ「RULE」は、2021年に開催した初めての単独ライブでその原形が生まれたという。赤羽は「今回も最後に講談師のネタがあって、今回は尺として10分以上やりました。『RULE』も10分以上あって5~6分に仕上げました。今回はそういう仕上げ方がないので劇場とか番組とかで披露できたら良いなと思います」と話し、児玉は「ネタが楽しくなりましたよ。本当に縛りがないので。4分過ぎて盛り上げなきゃとか色々考えなくていいので好きなことをやらせてもらいました」ホッとした表情を見せた。
「キングオブコント2023」で優勝して1,000万円を獲得した赤羽と児玉。
また、今後の抱負についても言及し、児玉が「新しいチャンピオンが生まれますが、歴代最高得点だけは生まれないように注目していきたいです」と笑いを誘いつつ、「単独とメトロンズが大きくなったら最高の人生ですね」と抱負を。対する赤羽は「僕は知名度をもっと高めたいですね。