カルビーは、3月27日、朝食に関する意識調査の結果を発表した。同調査は、2月16日~ 2月18日の期間、18歳~69歳の男女1,880人を対象にインターネット上にて実施された。


はじめに、最近の朝の起床時に自覚する症状について尋ねたところ、毎日朝食を食べている人(70.8%)のうち57.4%が、朝の起床時の体調について「問題が無い(目覚めがすっきりする/頭がすっきりする/快調である/気分が良い/身体が軽い/特に自覚することはない)」と回答した。この結果から、朝食を毎日食べることが1日をスムーズに始められる要因の一つであることが推測される。

つぎに、起床後の行動時間について尋ねたところ、朝起きてからどのくらいで脳が働き始めるかという設問に対し、朝食を噛んで食べる、咀嚼派 (よくかんでいる、まあまあかんでいる、以下咀嚼派)(75.9%)の人のうち81.1%が「起床後1時間未満で脳が働き始める」と回答した。朝食に咀嚼して食べている人の方が、脳が活性化され、より早くに脳が目覚めることができるという傾向にあるようだ。

朝食を噛んで食べる咀嚼派(75.9%)の人のうち、37.3%が仕事上の目標に対して「常に達成できる/おおむね達成できる」と回答した。朝食をよく噛んで食べることが、仕事の良好なパフォーマンスに繋がる可能性があるということがわかった。


一人暮らしをしている人(19.8%)のうち、朝食を毎日食べていると回答した人は57.6%ととなり、同居人がいる層の74.1%に比べて朝食習慣を持っている人が少ないことが判明した。一人暮らしが始まる春の新生活のタイミングでは、朝食欠食に陥りやすい傾向にあるため、注意が必要だ。