アイ・オー・データ機器は5月8日、17.3型モバイルディスプレイ「LCD-YC172AX」とスタンドセットモデル「LCD-YC172A-FX」を発表した。価格はオープンで、直販サイト「アイオープラザ」での価格は、LCD-YC172AXが40,480円(5月下旬発売)、LCD-YC172A-FXが43,780円(6月上旬発売)。
ともに抗菌モデルも用意する。

17.3インチと画面サイズが大きいモバイル液晶ディスプレイ。DisplayPort Alt Mode対応のUSB Type-Cポートを備えるノートPCとはケーブル1本での運用が可能で、配線をすっきりとまとめられる。給電は別になるが、miniHDMIでの映像入力にも対応している。

ディスプレイにUSB充電器を接続していれば、パススルー機能により接続しているノートPCやスマートフォンへ給電できる。パススルー機能を利用する場合は、接続デバイスに応じた出力を持つ充電器が必要。


解像度は1,920×1,080ドット。広視野価格のAASパネル(非光沢)を使用し、画面モードはWeb、あざやか、オフィス、標準、ゲームの5種類から選択可能。機能面では、低解像度の画像を鮮明に表示する「超解像技術」、映像にメリハリをつけ鮮やかに表現する「エンハンストカラー」、 映像を自動で判別して最適な明るさにする「CREX」、黄色味を抑えながらブルーライトを低減させる「ブルーリダクション2」などを搭載する。

本体背面には、無段階で調整できる自立スタンドを装備。自立スタンドの可動範囲は上20度 / 下3度。スタンドセットモデルのスタンドは、高さ調整、角度調整、左右の回転が可能で、見やすく使いやすい位置へと画面を持っていける。
スタンドとディスプレイは磁石を内蔵しており、脱着も簡単。

抗菌モデルは、ナノソリューションの酸化チタン光触媒コーティング材「ナノディフェンダーAg+」を塗布したモデル。アルコール除菌よりも持続力に優れ、光がある限り光触媒作用を発揮する。

おもな仕様は、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が220cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(CREXレベル2設定時:24400:1)、応答速度が5ms GTG(オーバードライブレベル2設定時)。映像入力インタフェースはminiHDMI×1、USB Type-C×1で、スピーカーは内蔵しない。本体サイズは約W399×D16×H248mm(スタンド折りたたみ時)、重さは約1kg(スタンドあり)。
持ち運び用の収納ケースが付属する。