同作は2016年、韓国のポータルサイト「Daum」で連載されたWEB漫画の舞台化作。
ミュージカル『ナビレラ』に出演する狩野英孝
�初舞台、初ミュージカルだという狩野はバレエについて「ちらっとやってみたけど、難しいんだなと身に沁みて感じました。(バレエシーンが)ないので勝手に作りました。アドリブみたいな感じで、どう出てくるかは見てのお楽しみ」と期待を煽る。周囲からは「クラシックバレエでは見たことないテクニック」(三浦)、「ネオバレエ的な」(川平)と表されていた。
川平から「コメディのところは敵いません」と絶賛されると、狩野は「御三方がしっかり作ってくれるからこっちもまだ遊びどころがあるというか、遊びすぎてカットされるくらいのびのびやらせていただいています」と謙遜し、岡は「真面目、ものすごく真面目」と評する。狩野は「このメンバーについてくのが大変なので。ミュージカルも舞台も初めてで、本読みでどこまでセリフをい入れたらいいのかなとか、台本持っちゃいけないのかなとか探り探りだったんですよ。ついていくのに必死で迷惑かけないようにだけさせていただいてます」と恐縮するが、三浦から「未だに三浦さんというのだけやめてもらって。宏規とか」と壁を指摘されると、いい声を作り「宏規……」と呼んでいた。
歌のシーンもあり、川平は「泣けますよ。毎回危ないですもん」と太鼓判。狩野は「今まで自分でギターで弾き語りでリズム取ってとかはあったんです。初めて知ったんですけど、こういうミュージカルだと生バンドがあって、そこに合わせて、歌に入る前に芝居を納めてから入る、みたいな。歌うだけじゃなくて前から始まってるというか、持っていくための色んなテクニックがあるんだなと。僕はあまり楽譜通り歌ったことがないのでそこを崩さないように歌うのが難しかった」と苦労を明かす。三浦の歌い方を参考にしていたそうだが、三浦は「慈英さんがおっしゃってたんですけど、『英孝さんの歌がめちゃくちゃ泣ける』と。『あんなにまっすぐ見つめられて歌われるともうやばいんだよ』と僕のところにこっそり言いに来て。クセが一切ない」と暴露。「直接言ってください!」という狩野に、川平は「直接言うとクサいじゃないですか。ミュージカルというのはテクニカルなトレーニングを積み重ねがあると思うんですけど、敵わないんですよ、ストレートなので。ある意味何にも染まってないから、グッとくるんですよ」と絶賛した。