23年の合計特殊出生率は、8年連続で低下しており、前年の1.26より0.06低下した。この内訳を母の年齢(5歳階級)別にみると、最も出生率が高いのは、30~34歳。都道府県別にみると、沖縄県(1.60)が最も高く、宮崎県(1.49)、長崎県(1.49)と続いた。一方で合計特殊出生率が最も低いのは東京都(0.99)、次いで、北海道(1.06)、宮城県(1.07)となった。
23年の出生数は、前年の77万759人より4万3482人減少し、過去最少に。出生数を母の年齢(5歳階級)別にみると、45歳以上で前年より増加し、他の各階級では減少した。データからもわかるように、日本の少子化に歯止めがかからない状況が見える。