同作は実話をもとにした実写映画。
映画『ディア・ファミリー』公開初日舞台挨拶に松村北斗が登場
「叶えたい夢」について聞かれると、松村はまず「大泉さんのかねてからのファンというか、マニア」と自称し、大泉は「マニアって言わないで」と苦笑する。移動中も大泉の面白かった話をねだっていたそうで、「『あれが面白かったんです』と言うと、自然と全部喋り出す。ボタンを押したように」と説明し、大泉も「ジュークボックスのようにね」と頷く。松村は「奇跡の方ですよね。大泉さんの作った舞台もありますし、どれか1個リメイク的にいつかね……」と最初のトークテーマだった「叶えたい夢」に戻り、大泉も「えっ!? それはすばらしい! ほんと! やって! SixTONESで『下荒井兄弟』とかしようよ!」と、自信が脚本・演出を務めた『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』を挙げた。
観客に同作の説明をしながら「僕、仲間があと5人いまして、1人多いんですけど」という松村に、大泉は「誰か1人辞めさせてよ」と提案。すると松村は「……バカを言うんじゃないですよ。1人欠けたらもう意味ないんですよ、うちは」「一生恨みますよ。それで1人辞めたら」と真剣なツッコミ。
一方で松村は「ただ、あと5人がどれほど大泉洋というものに熱があるのか」と懸念し、大泉は「ないの!? 君ほどないの?」と驚く。松村が「ごめんなさい、当たり前ですよ。あと5人は『すごい俳優さんだな』くらいですよ。マニアは僕だけですから」と説明すると、大泉が「ジェシーとかないの、熱?」と尋ね、松村は「『ああ大泉さんね、ヘッヘッヘッヘ』」とモノマネ。大泉は「あいつ! 全然ねえな!」と、松村の想像上のジェシーに憤る。
しかし大泉は「僕も新しい夢できました。SixTONESにやってもらうように、『下荒井兄弟』を書き直す」と意欲を見せ、松村は「10年くらい秘めてた思いで……」と胸がいっぱいの様子。ただ「台本料もだいぶ入るだろう」と目論む大泉には、松村が「ちっちゃい劇場でやってやろ!」と返していた。