主人公の有沢唯千花役を演じる見上は、世界的ヒットとなったNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」への出演を始め、24年はNHK大河ドラマ『光る君へ』、民放ドラマに2クール連続出演、配信ドラマではヒロインを務めるなど活躍が目覚ましく、主演映画『不死身ラヴァーズ』での好演も話題だ。
唯千花と徐々に惹かれ合う真木陵悟役を演じる宮世は、主演映画『恋わずらいのエリー』、TBS系ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』など、数々のドラマや映画の話題作に出演、4月にはアーティスト・Ryubi Miyase としてメジャーデビューも果たした。
メインキャストはオーディションで選ばれたが、見上の起用についてNetflixの岡野真紀子エグゼクティブ・プロデューサーは「ニュートラルな佇まいでしたが、お芝居をしてもらったら目の力がすごかったんです。どんなに恵まれない環境に置かれても、抗って自分の力で欲しいものを手に入れる強さを、見上さんなら表現してくれると思いました。一方で恋愛のシーンのお芝居を見せてもらうと、とてもピュアでチャーミング。監督も私も唯千花を演じるのは彼女しかない!とすぐに惚れ込みました」と説明。宮世の起用については「真木は誰が見ても真っ直ぐな好青年ではなく、唯千花とは真逆のところにいる存在。恋愛を知ってからの変化を表現してくれる俳優を必要としていた中で、様々な作品で幅広い演技や表情でオーディエンスを魅了してきた宮世さんに注目し、起用させていただきました」と語る。
物語のもとになっているのは男女交際禁止の校則を破り、自主退学勧告を受け、退学した元女子生徒が学校法人を訴えたという裁判。実際の出来事を出発点に、Z世代の恋愛観について広範囲なリサーチを行い、その声を反映させながらオリジナルストーリーを練り上げていった。
あわせて公開されたティーザーアートでは、学校の校門から見上、宮世の2人が顔をのぞかせている。「生徒の男女交際禁止」という厳しい校則の文字が浮かび上がり、さらには「ウサギ狩り反対」というグラフィティアートのような力強い文字がその上を覆い、見上の鋭い視線とともにこれから始まるバトルロワイヤルを想像させる。
見上愛コメント
オーディションに合格し「Netflixで単独主演です」と報告を受けたときは、正直重圧で押しつぶされそうでした。
○■宮世琉弥コメント
真木陵悟役を演じさせて頂きました、宮世琉弥です。今回出演が決まったと聞いた時は凄くびっくりしました。 この作品を通して思った事は、人それぞれの価値観があって、大きな悩みもある、そんな中で皆んな必死に悩んでもがいて生きているんだな、ということでした。 僕が演じた真木君もその1人です。 真木の悩みを真剣に考え、僕も一緒に成長できた約半年間の撮影でした。 是非完成を楽しみにしていて下さい!
○■松本壮史監督コメント
「新しい学園ドラマを作りましょう」という岡野プロデューサーの力強くも悩ましい言葉に導かれて、ついに完成しました。実在のとある事象をモチーフとし、脚本家のお二人が作り上げてくださった刺激的な物語です。今作は何といっても、見上愛さんと宮世琉弥さんを筆頭とした若い俳優たちのエネルギーが満ち溢れたドラマになっています。数年後、日本の映像界を担ってるであろう若者たちの瑞々しい輝きに是非注目してください。
○■岡野真紀子Netflixエグゼクティブ・プロデューサーコメント
交際禁止の校則から派生した裁判のニュースを見た時に、この校則とどう向き合い、どう抗い、どう葛藤していくのか、今だからこそ描ける物語を届けたい、と思いました。
【編集部MEMO】
Netflixは、190以上の国や地域で2億7,000万人の有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービス。各種受賞作を含む幅広いジャンルのシリーズや映画、ゲームなどを多くの言語で配信している。