2021年8月に放送&配信された松岡昌宏主演のサスペンス『密告はうたう 警視庁監察ファイル』。
前作に続いて主演を務めた松岡は「正直しんどいなと思いました。パート1の時にかなりボロボロにしてもらいましたから、あのパターンのモノをまたやるのかということで皆さんに認められてうれしい反面、できるのかなという不安がありました」とオファー時は戸惑いを感じたという。それでも内片監督の説得もあって「お任せしました」と出演を承諾したが、実際に撮影を終えて「やはり大変でしたね。今まで経験してきた中で1番か2番に大変な作品でした。もう1個はパート1です」と告白した。
松岡が演じる佐良の上司で佐良らを冷たく見守り一切表情を変えない能馬を演じた仲村は「何も考えずに必死にセリフを言った3日間でした。パート1を見直し、何となく自分のモノマネをするみたいなところから入ったというか、パート1の記憶がそれ程深く刻まれていなかったことが難しかったです。でも結果的にスタート地点としては良かったのかなという感じもします」と振り返った。
また、前シリーズでは不正を疑われて佐良にコウカク(※行動確認。
話が進むにつれて能馬や須賀(池田鉄洋)の隠された過去が明らかになっていく同ドラマ。それにちなみ、「これまで明かしたことがない自身の過去は?」という質問に松岡は「これです」と被っていた帽子を取って坊主頭を観客に見せて、「暑かったんで坊主にしました。パシャパシャ来るな(笑)」と報道陣のカメラのシャッター音に苦笑い。
続けて「コウカクできるなら誰をコウカクする?」という質問に「(TOKIOの)メンバーですかね。メンバーの父親の姿を見たことがないので、どういうお父さんぶりを国分さんと城島さんがしているのかなと。どうも城島さんはメロメロらしいんですよ。その姿を見てみたいですね」と願望を。また、かつて小学1年生の娘をコウカクしたという仲村は「駅で改札くぐったのを確認して、(バスの)乗り換えの駅まで車でバーっと行って、バスと並走したら娘にバレました」と失敗談を明かしつつ、「昔からちょっと『あぶない刑事』でした」と笑いを誘っていた。