吉田はスタメン落ちも続いていた(C)Getty Images

 左手親指を痛め、状態が心配されていたレッドソックスの吉田正尚が1日(日本時間2日)、メジャー挑戦後、初の負傷者リスト(IL)入りとなった。球団が発表した。

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 吉田は4月28日(同29日)のカブス戦、第2打席に中前安打を放った際にカット系のボールをさばいたが、その衝撃で左親指付け根を痛めたとされる。

 30日の試合前に受けた検査では骨に異常はなかったものの、左手親指は左打者のスイングの際に常に過重がかかる箇所とあって、影響が危惧されていた。日常動作に関しては支障はないとしたが「野球の打つ動作」に違和感があったとして、同日のジャイアンツ戦を欠場していた。

 コーラ監督は1日のジャイアンツ戦の前に取材に応じ、早期復帰を期待した。

 メジャー2年目の今季はここまで24試合に出場し80打数22安打、打率・275、2本塁打、11打点をマーク。一方先発出場ではすべてDHでの出場となっており、守備力強化も求められていた。

シーズン前には米メディアでトレード候補の報道もあるなど、厳しい船出が予想されたが、実際に4月末には5試合連続スタメン落ちや今回の負傷もあるなど苦しい日々となっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]