充実の日々を送っている大谷、表情も晴れやかだ(C)Getty Images

 前日に1試合2発の離れ業を見せた大谷がまた打った。

 ドジャース・大谷翔平は5月6日(日本時間7日)に本拠地ドジャースタジアムで行われたマーリンズ戦に「2番DH」で先発出場。

初回の第1打席に今季初の3試合連続弾となる11号2ランを放った。

【動画】3戦連発!大谷翔平が今季11号本塁打を放ったシーン

 試合前には週間MVP獲得のニュースもあった大谷。大谷は同期間で5試合に出場。21打数11安打で打率.524、3本塁打、7打点、出塁率.583、長打率.952、OPS1.536をマーク。週間MVPの受賞はエンゼルス時代の昨年7月30日(同31日)以来自身8度目。ナ・リーグでは初受賞となった。

前日の試合でも141メートル弾を含む1試合2発、4打数4安打3打点と大暴れした背番号17が豪快なアーチを見せたのは初回だった。

 2点を追う初回。先頭のベッツが四球で出塁すると、続いて打席に入った大谷はルーキー右腕、デリー・ムニョスの5球目、やや外角高めに入った96・1マイル(約157キロ)を完璧に捉えると打球はぐんぐんと伸びて、センターバックスクリーンへ飛び込んだ。

 打球速度107・6マイル(約173キロ)、飛距離441フィート(約134メートル)の豪快弾は両リーグトップとなる11号同点2ランとなった。

 勢いが止まらない。前日のブレーブス戦では2発を含む4打数4安打3打点、特に8回の第4打席に放った141メートル弾は指揮官のロバーツ監督をして「左打者であんな深いところに打つ選手はいなかった」と驚嘆の声を上げさせたほど。

 勢いが止まらない大谷のパフォーマンスに関して、ドジャース公式Xもホームラン動画を添えながら「ショウヘイ、キミはどうかしてる!」と興奮を隠せない様子で投稿。3試合連発の豪快アーチを絶賛した。

 初回は続く3番フレディ・フリーマンにも一発が飛び出すなど、チームの破壊力もますます勢いを増している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]