3戦連発となる今季11号本塁打を放った大谷(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間5月6日(日本時間7日)、本拠地ドジャースタジアムでのマーリンズ戦に「2番・DH」で出場し、3打数2安打2打点で打率も両リーグトップの「.370」にまで上昇。初回には3戦連発となる今季11号2ランを放って、チームの5連勝に貢献した。

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 2点を追う初回の第1打席は、無死一塁でロデリー・ムニョスの5球目を捉えて、バックスクリーンへ運ぶ同点の11号ランとなった。本塁打争いで両リーグ単独トップに立ち、試合前には通算8度目となる週間MVP受賞が決まった。乗りに乗っている大谷は第1打席の一発が打球速度107.6マイル(約173.2キロ)、飛距離441フィート(約134.4メートル)、打球角度は27度という、打った瞬間にそれとわかる特大弾だった。

 そんな大谷について、米データ会社『Codify』の公式Xは「ショウヘイ・オオタニを打者に専念させるのは問題だ」と、驚きの投稿をしている。

 2回の第2打席は見逃し三振に倒れている。4回の第3打席は右前へ強烈な安打を放って、これで3試合連続のマルチ安打とした。

さらに、二死一・三塁から3試合ぶりとなる今季8盗塁目の二盗、6回の第4打席はフルカウントから四球を選んで出塁して、3試合ぶりのマルチ盗塁となる9個目の盗塁をマーク。開幕からの盗塁成功率は100%を継続している。
 
 打率は第3打席を終えた時点で「.370」となっており、同データ会社は「ショウヘイ・オオタニの打率は.370に。なってこった」と、こちらも驚いた様子で投稿している。開幕から36試合で大谷がどこまでも驚愕の数字を叩き出している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]