絶好調の大谷に対しては相手もまともに勝負できない(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間5月7日(日本時間8日)のマーリンズ戦に「2番DH」で出場し、2打数無安打で2つの四球という成績だった。チームは8-2で勝利している。

【画像】大谷翔平が表紙を飾った老舗米有名雑誌のイラストとは

 前日6日(同7日)の同カードでは3戦連発となる11号2ランを放つなど3打数2安打2打点と活躍。さらに、2盗塁も記録してチームの5連勝に大きく貢献した。この日は初回の第1打席と2回の第2打席はともに四球だった。4回の第3打席は右直に終わった。6回の第4打席は高々と打ち上げて左飛に倒れた。

 絶好調の大谷に対して相手も警戒する。

大谷への2打席連続四球についてドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はXで「私も彼には投げたくないよ!」と相手投手の心情を察するような投稿をしている。

 試合前までの打率「.370」は両リーグトップで、OPS1.139、長打率.705、54安打、14二塁打なども両リーグでトップの数字だけに、相手にとっては脅威だ。

 また、大谷が老舗の米有名雑誌「The New Yorker」の5月13日号の表紙イラストに登場したと、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が伝えている。それによると「表紙にはオオタニの尻ポケットに大量の現金が入っている様子も描かれており、タイトルは『Shotime』となっている」と紹介した。

 賛否両論ありそうなイラストだが、これもスーパースターの証しか。同雑誌は大谷が登場した表紙をXに投稿。

これには、ユーザーから「本人は金儲けに興味がないが、彼のパフォーマンスと人柄が人々を熱狂させ、お金がついてくる。必要なものは残し、社会に多くを還元している」「お金を稼ぐのに何が悪いの?彼こそそれに値する男だ!」という反応が寄せられている。

 この日の先発は今季8試合目の登板となった山本由伸で、試合前まで3勝1敗、防御率2.91、2試合連続無失点で2連勝と好調を続けていた。初回に山本はジャズ・チザムに先頭打者アーチを浴びたが、直後に打線がマックス・マンシーの満塁弾ですぐに4-1と逆転。3回にもギャビン・ラックスの2ランなどで8点を挙げ、山本に大きな援護射撃となった。

 大谷の4戦連発はなかったが、山本が4勝目でドジャースは6連勝を飾り、5カード連続の勝ち越しとなった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]