暑い日が増えてきましたね。季節の変わり目、体調など崩されていませんか?

これからの時期、食欲が落ち気味ですが、そんな時にさっぱりと食べられる「サラダうどん」を紹介したいと思います。

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今回使用する【食材と栄養】

レタス
殆どが水分で出来ている為、含有量は少ないものの、βーカロテン・ビタミン類・葉酸・カルシウム・鉄・カリウムなどのミネラル、食物繊維など多くの栄養素をバランスよく含んでいます。
『食物繊維が豊富で低カロリーなのでダイエットにお勧め!』

トマト
抗酸化作用の強いリコピンが豊富に含まれることで有名なトマトですが、美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制すると言われるビタミンE など様々な栄養成分をバランスよく含む健康野菜でもあります。
『トマトの栄養を上手に摂取するには、トマトジュースがお勧め!』

青しそ
防腐、殺菌作用の他、免疫力を高める効果や食欲増進効果も期待できます。β- カロチンの含有量が野菜の中でもトップクラスで多く、ミネラルなど普段不足しがちな栄養素も豊富に含んでいます。
『薬味としてだけでなく積極的に摂りましょう!』

海老
高タンパク低脂肪で、血中コレステロールの抑制や血圧を正常に保つ作用があるタウリンを多く含みます。免疫力アップ、疲労回復、滋養強壮などの効果があると言われています。


『殻にも栄養たっぷり!小さい海老は殻ごと食べましょう!』

まぐろの缶詰
脳の働きを活発にし、記憶力の向上や認知症の予防となるDHA や、血液をサラサラにして動脈硬化を防ぎ、中性脂肪を減らすEPA などを豊富に含みます。
『栄養や風味たっぷりのツナ缶の油は捨てずに料理に活用!』

「うどん」に含まれる栄養素
うどんは他の食べ物に比べて非常に消化吸収が早く、即効性の高いエネルギー源と言えます。

・炭水化物
ご飯やパンに含まれている栄養素で、体内でブドウ糖やグリコーゲンに変化し、体や脳のエネルギー源になります。

・タンパク質
炭水化物・脂質とあわせて三大栄養素と言われ、筋肉や血液を作るのに欠かせない成分です。

・リン
骨や歯を構成する必須ミネラルです。エネルギー代謝などにおいて重要な役割を担っています。


・ビタミンB1
炭水化物(糖質)の代謝を助け、エネルギーを作り出し、疲労回復に役立ちます。また、皮膚や粘膜の健康を維持する役割もあります。

・ビタミンB2
細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持や成長を支える重要な働きをする為、美容や子どもの成長に欠かせない栄養素です。

◎サラダうどん
材料【2人分】
・うどん2玉
・えび4~8尾
・ツナ1缶
・トマト1個
・しそ4枚
・レタス6枚

タレ
・めんつゆ大さじ2
・ごま油少量
・ゆず胡椒少量

【作り方】
1.レタスは洗って食べやすい大きさにちぎります。
2.トマトは洗って、くし形に切ります。
3.しそは茎をとり、細切りにします。


4.うどんを茹で、冷水にとり、水気を切ります。
5.えびは背わたをとり、茹で殻をむきます。
6.皿にうどんと野菜、えびを盛り付けます。
7.タレを作り、うどんにかけ完成です。

うどんと言えば、香川の『讃岐うどん』、秋田の『稲庭うどん』が有名ですね。
うどん自体は味が薄いので、汁の味付けや具の種類を工夫することによって様々な食べ方が出来ます。


サラダうどんは時間がない時でも簡単に作ることができ、野菜もたくさん摂れるので、ぜひ、自分の好きなものや野菜をたくさん取り入れて作ってみてくださいね。

【監修】
スポーツクラブNAS
管理栄養士
浅香詩歩

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。