人間には、

自分自身の内部環境を一定に保とうとする生体機能
恒常性:ホメオスタシス

という機能が備わっています。

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 これは
・体温調節
・血圧や血糖の調整
・自律神経における交感神経と副交感神経
・免疫系におけるリンパ球と顆粒球のバランス

など、身体を安定させる守るための働きとイメージしてもらうとわかりやすいと思います。


 ただ単純にその状態を保とうと頑なになっているわけではなく環境にも合わせて生きていけるように自分自身も変わり必要な新たなバランスを見つけていく能動的で柔軟な適応性も持ち合わせています。

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 体を適切な状態にスムーズに変化させていく、というイメージです。

 身体には自律神経のバランスが保たれ恒常性(維持と適応)が正常に保たれている状態が大事。

 その反対の例としてわかりやすいものがダイエットのための極端な食事制限によるリバウンドです。

急激な脂肪や体重の減少・摂取エネルギーの低下
→体が危機を感じる
→身体を守ろうと恒常性が一生懸命に働き

得たエネルギーを蓄えようとする
→リバウンドし、脂肪が落ちにくい体になる

なので、急なダイエットはリスクが大きいと言えるのです。

・少し歩く
・まずは習慣化しやすい運動から始める
・慌てずにできるペースのプランを立てる(現実的)

といったように、徐々に変化を与え、身体に負担を感じさせずライフスタイルと考え方を変えていくことが大切なのです。

食事も同じです。

急激にガラッと変えるのではなく

・一口減らす
・少し味を薄くする
・夜だけ意識してみる
・ゆっくりと噛む

小さなことからステップアップさせていくと良いです。

運動は取り入れてください。

・効果を求めすぎてハードすぎると感じることから始めない

これは、その時の達成感は高くとも継続できるかどうかが難しくなるからです。

それには「気持ち良い」という感覚を目安にしても良いでしょう。

・クロストレーニングのススメ
(筋トレ・ヨガ・ウォーキングやジョギング・ピラティス&ストレッチ、といったように様々なことを組み合わせ新鮮な刺激を与え続け多方面からアプローチもできる上、飽きずに楽しく続けられます)

・筋トレは積極的に
強度はそれぞれでも、やはり筋肉は無視してはいけません。


筋肉痛も心地よいと感じられる程度から始めていくと良いです。

迷った時はトレーナーといった専門家の力をかりましょう。

安全かつ効果的です。

まとめ

 身体は急激な変化に驚いてしまします。

 そんな仕組みを理解してみると徐々なライフスタイルの変化が続けることに繋がり負担も少ないとわかってもらえると思います。

 運動・栄養・休養

 どれも繋がっていますので、どれか1つから少し変化を与えてあげてみると良いサイクルに入っていけます。

 小さなチャレンジから始めてみましょう。

[文:DIETA(麻布十番・さいたま新都心・目黒・立川) パーソナルトレーニング]

健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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