女優の小芝風花が主演する、4月スタートのテレビ朝日系ドラマ『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』(毎週土曜23時)の新レギュラーキャストとして、俳優の池田成志、豊田裕大の出演が発表された。
【写真】小芝風花主演『妖怪シェアハウス』連ドラ続編&映画化決定
本作は、小芝演じる気弱で空気を読むことだけが取り柄だった目黒澪が、どん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、やがて直面するトラブルや悪い奴らを妖怪たちに助けられながら成敗し、成長していく姿を描いた異色ホラーコメディの続編。
2020年7月期に放送された前作『妖怪シェアハウス』は「ギャラクシー賞」テレビ部門の2020年9月度月間賞を受賞。今作でも、小芝はもちろん、レギュラーキャストの松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ、大倉孝二ら妖怪も続投する。
前作では、人の目を気にして悪目立ちすることを恐れていた澪が、自分の思うがまま自由に生きる妖怪たちと関わる中で、小説を書きたいという夢も見つけ、やりたいように「自分らしく生きる!」と息巻いて“妖怪ヒラキナオリ”としてシェアハウスから羽ばたいていった…はずだった。だが現実は厳しい。今作では生活するお金にも困り果て、描きたい小説も書けない…またしてもボロボロになった澪が、シェアハウスに里帰り。再び妖怪たちと一緒に暮らすことに。
そんなシェアハウスが、今作では閻魔寺という寺へ引っ越すことに。そこの住職で、妖怪たちの世話をする佐藤周役を池田成志が務める。池田が演じる佐藤周は超生臭和尚で、隙あらば酒を飲んでいるという仏の道を説く人間とは思えないいい加減さ。その一方で、澪には仏教にまつわるさまざまな説法をするなど、真面目なのか何なのかつかめない存在だ。池田本人も「ふざけているのやら、真面目なのやら…」と役どころについて言及。「そんな揺れ動く彼を感じていただければ」と、見どころを語っている。
また前作では、2人の男性からプロポーズを断り、自分らしく生きることを選んだ澪。ズタボロで戻ってきた今作では男性の陰もなくひたすらに生きることに必死だが…そんな澪を何かと気にかけ、心配してくれる新たな存在として、交番の巡査・佐藤満が現れる。実は周の息子でゆくゆくは閻魔寺を継ぐ跡取りでもある満は、バイトに駆けずり回る澪を心配そうに見守り、澪に手を貸そうとするも、多々空回りもするちょっと残念なキャラクターだ。
そんな満を演じるのは、「MEN'S NON‐NO」専属モデルで、2021年に『じゃない方の彼女』(テレビ東京)でドラマデビューを果たした若手俳優・豊田裕大。前作『妖怪シェアハウス』を見ていたという豊田は、「この作品の虜で、この世界観で撮影できているのがとてもありがたいです」と喜びを口にしている。また、「主演の小芝風花さんを含め主要キャストのみなさんがお芝居が上手い方々ばかりなので、掛け合いを楽しみながらもたくさん勉強させていただこうと思いました」と意気込みを。「澪と満がどういう関係性になっていくのかを注目してみて下さい!」とメッセージを送った。
なお、新レギュラーキャストの池田、豊田は、映画版にも出演することが決定している。
土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』は、テレビ朝日系にて4月より毎週土曜23時放送。映画『妖怪シェアハウス』は、6月公開。
コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
◆池田成志/佐藤周役
――出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
「え? どんな妖怪やるのですか?」と思いました。
――佐藤周というキャラクターをどのように演じたいですか? また、どのような部分をご覧いただきたいですか?
ふざけているのやら、真面目なのやら、という役ですが、そんな揺れ動く彼を感じていただければ。
――すでに撮影に入られているかと思いますが、現場の雰囲気はいかがですか?
隅にいることが多いので、非常に気楽ですが…それでいいのか? 不安です。
――主演の小芝風花さんの印象をお聞かせください。
本当に可愛い方ですね。実物はもっとでした。はい。
――もしご自身を妖怪と例えるとしたら?
妖怪人間もどき………精神不安定ドス。
――楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
私みたいなおじさんは、水木しげる先生や大映映画のおかげで、妖怪についてとても親しみやすさを感じております。この作品も次の世代に妖怪はじめ、面妖な事が世の中にはあるのだという感覚を伝えていけたらと感じております。いやマジで。
◆豊田裕大/佐藤満役
――出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
『妖怪シェアハウス』はシリーズものになるので、前作から築かれてきた雰囲気をしっかり理解して臨もうと思いました。また、主演の小芝風花さんを含め主要キャストのみなさんがお芝居が上手い方々ばかりなので、掛け合いを楽しみながらもたくさん勉強させていただこうと思いました。
――佐藤満というキャラクターをどのように演じたいですか? また、どのような部分をご覧いただきたいですか?
満は奥手でヘタレなキャラクターで、特に気になっている異性の前だとさらに空回りします。ただ、この様な性格は多くの男性が共感出来る気がしますし、僕自身も「わかるなぁ」と思いながら演じています。満の度重なるおっちょこちょいな部分を存分に発揮して、僕の日常生活で「おっちょこちょいはもういいや!」となるくらいお芝居で昇華出来ればと思います。また、澪と満がどういう関係性になっていくのかを注目してみて下さい!
――すでに撮影に入られているかと思いますが、現場の雰囲気はいかがですか?
とても良い雰囲気だと思います! 前作からの皆さんの団結力が出来上がっていたのですが、その輪に優しく迎え入れて下さいました。いい作品を作ろうという熱量が感じられる現場です。
――主演の小芝風花さんの印象をお聞かせください。
小芝さんは、若いのに芝居経験豊富で凄いなと思っていました。実際にお会いしてみると、現場で常に笑顔で明るく居て下さって元気をもらえますし、新参者の僕にも気さくに話しかけて下さり、とても優しい方だと感じました。スタッフさんへの気遣いなども含め、見習いたいなと素直に思います。
――もしご自身を妖怪と例えるとしたら?
寒さがとにかく苦手なので、「寒がり妖怪」です。今作ではセットでの撮影がメインなので本当に助かっています(笑)。
――楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
『妖怪シェアハウス』を楽しみにしてくれている皆さん、初めまして豊田裕大と申します。前作を見てから僕もこの作品の虜で、この世界観で撮影できているのがとてもありがたいです。この作品を面白おかしく、真面目に皆さんの元に届けられればと思います。僕が演じる新キャラクターの満も皆さんに愛してもらえるように全力で頑張りますので、見ていただけると嬉しいです!