2013年から全6回にわたりスペシャル放送されてきた俳優・小日向文世主演のドラマ『嫌われ監察官 音無一六』(テレビ東京系) が、このたび連続ドラマ化され、4月期の毎週金曜20時に放送されることが決まった。
【写真】68歳で連続ドラマ主演を果たす小日向文世
「警察の中の警察」という異名を持つ“監察官”。
小日向が演じるのは、監察官でありながら捜査にも介入し、これまで難解な事件を解決へと導いてきた音無一六。捜査現場を荒らされ怒り狂う刑事たちの猛抗議にもひるむことなく、己の正義を貫き、我が道を突き進む。
そんな一六の実の弟で、なぜかいつも事件捜査に首を突っ込むタクシードライバーの万丈二六を演じるのは遠藤憲一。陽気で人情味にあふれる二六は、きちょうめんな一六とは顔も性格も全然似ておらず、ソリの合わない兄弟だ。しかし、そんな2人のやりとりにはどこかほほ笑ましさが感じられる。
さらに、脇を固めるキャストにはおなじみのメンバーが再集結。一六の上司で警務部長である千住遼子役に田中美佐子、元署長で今は居酒屋「みつる」の店主・二宮満役に小野武彦、一六の相棒で巡査部長の溝呂木三花役に堀内敬子が続投する。脚本は『科捜研の女』、『相棒』シリーズで知られる戸田山雅司が手掛ける。
主演の小日向は「スペシャルでもそうだったのですが、一六の役は結構セリフとの闘いです。連ドラ決定の嬉しさもありつつハードな撮影の日々がこれから続くだろうなと覚悟しています。気分はチャレンジかなと…。この歳になって、この作品を連ドラとしてやり通す事が出来たら、この先もう少し頑張れるかなって感じです」と話している。
金曜8時のドラマ『嫌われ監察官 音無一六』は、テレビ東京系にて4月期の毎週金曜20時放送。