“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開するプロジェクト第3弾『MIRRORLIAR FILMS Season3』で、山田孝之、渡辺大知、野崎浩貴、村岡哲至らが監督に挑戦することが発表された。併せて、上映劇場、メイキング写真が解禁となった。



【写真】『MIRRORLIAR FILMS Season3』メイキングショット

 伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之らが「だれでも映画を撮れる時代」に、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越え、切磋琢磨しながら映画を作り上げる短編映画制作プロジェクトとして生まれた「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」。

 5月6日から公開されるSeason3では、既に松居大悟、李闘士男、井樫彩といった実力派の監督陣の参加が明かされており、今回、新たに監督陣として山田孝之、渡辺大知、野崎浩貴、村岡哲至の参加と、上映劇場が発表された。

 プロジェクトの発起人でもある山田孝之は、Season2で俳優として出演しタッグを組んだ紀里谷和明を俳優に抜てきし、人気急上昇中の女優・南沙良を主演に起用した映画『沙良ちゃんの休日』でメガホンを取る。

 山田は「与えられたのは自由な表現の時間。制限が無いと聞けば、人は自分で制限をどんどん増やすから面白い。予算は? 日数は?人数は?機材は?納品は?自分⼀人スマホを片手に佇むこともできるし、熟考の末予算を増やし結集させることもできるだろう。
5 分~15分の短い時間の意味は、強さも弱さも全てを含めた己との戦いから始まる。既に100で恐れているから未来は明るい」とコメントしている。

 俳優、ミュージシャンのほか映画監督としての顔を持つ渡辺大知は、藤原季節、夏子を起用し、詐欺を働く男と彼の浮気を疑う彼女を描いた『Good News,』を監督する。

 渡辺は「僕は元々バンドをやっていて音楽のはたけにいたのですが、映画が好きで、映画の魅力について深く知りたくなって、映像の大学に通い、普段役者としても映画の現場に参加させてもらうようになりました。今回のありがたい縁を大切にして、より映画のことを知るきっかけに出来たら嬉しいです」と話している。

 その他、映像クリエイターとして活躍する野崎浩貴による疎外感を感じながら生きる小学生の日々を描いた『絶滅危惧種』、俳優の村岡哲至が自身の家族の葬儀を題材にした『家族送』など幅広い作品が上映される。


 上映劇場は以下の通り。
(宮城)イオンシネマ新利府
(東京)新宿バルト9、T・ジョイPRINCE品川
(神奈川)横浜ブルク13
(千葉)T・ジョイ蘇我
(埼玉)イオンシネマ川口
(茨城)イオンシネマ守谷
(静岡)ジョイランドシネマみしま
(愛知)ミッドランドスクエアシネマ
(大阪)梅田ブルク7
(京都)T・ジョイ京都
(広島)広島バルト11
(福岡)T・ジョイ博多
(鹿児島)鹿児島ミッテ1

 『MIRRORLIAR FILMS Season 3』は、5月6日より公開。