木村拓哉が主演を務め、満島ひかりと共演する4月14日スタートのドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)の主題歌が、B’zによる『COMEBACK ‐愛しき破片‐』に決定した。自身のドラマの主題歌をB’zが担当するのは3度目となる木村は、「『また今回もドラマ自体に勢いをつけていただけるんだろうな。
【写真】木村拓哉主演ドラマ『未来への10カウント』キービジュアル
本作は、木村演じる、生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメントドラマ。
主題歌『COMEBACK ‐愛しき破片‐』は、松本孝弘が生み出した《哀愁の中に力強さを感じさせるメロディー》にあわせ、稲葉浩志が《ドラマの世界観をフルに反映した歌詞》を作成。主題歌を担当するにあたり、稲葉から「せっかく主題歌という形で使用していただけるのだから、ドラマの内容を把握した上で歌詞を書きたい」との提案が。その結果、失意の中で息をひそめながらも、まだ見ぬ未来に向かって立ち上がっていく主人公・桐沢をはじめ、登場人物たちが再生していく姿がありありと目に浮かんでくる一曲が完成した。
そんな稲葉の熱く誠実な心意気に、『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』(2000年/TBS系)の主題歌『今夜月の見える丘に』、『A LIFE~愛しき人~』(2017年/TBS系)の主題歌『Still Alive』に続いて3度目のタッグとなる木村も感激。「お気持ちが本当にありがたかったのでレコーディングの前日、個人的に『“ありがとうディナー”に付き合ってください』と申し出て、感謝のひとときを過ごさせていただきました。『COMEBACK ‐愛しき破片‐』ではすべてドラマの内容に向けて言葉を紡いでくださっているので、僕自身にとっても、ものすごく大きな力になります」と明かし、「これから現場に赴く際には毎日、移動車の中でこの曲を爆音でかけて聴きます!」と宣言。視聴者に向けても「“人生のエネルギーの一部”として届けばいいな」と真摯なメッセージを届けている。
ドラマ『未来への10カウント』は、テレビ朝日系にて4月14日より毎週木曜21時放送(初回15分拡大)。
※木村拓哉、B’zのコメント全文は以下の通り
<コメント全文>
◆木村拓哉
以前主演を務めさせていただいた作品でもB’zさんに主題歌を担っていただき、大きなキーワードで鼓舞された経験があるので、「また今回もドラマ自体に勢いをつけていただけるんだろうな。すごいご褒美をいただけた!」と、非常にうれしく思っています。
『COMEBACK ‐愛しき破片‐』ではすべて、ドラマの内容に向けて言葉を紡いでくださっているので、僕自身にとっても、ものすごく大きな力になります。これから現場に赴く際には毎日、移動車の中でこの曲を爆音でかけて聴きます! うまく言葉にはできないのですが、主題歌を聴いて体感しながら現場に向かうのと、そうでないのとでは、感覚がまったく違いますから。そういう点では間違いなく、今回の主題歌も共演者やスタッフの皆さんにとっては“現場のエネルギー”となるでしょうし、ドラマを見てくださる方々にも“人生のエネルギーの一部”として届けばいいな、と思います。
◆B’z 松本孝弘 稲葉浩志
ドラマ『未来への10カウント』に主題歌で参加させていただき大変光栄です。桐沢をはじめ登場人物はそれぞれの葛藤を乗り越えて、失った自分の破片を取り戻しながら、生きることの歓びを見いだしていきます。そんな様子を自分達にも重ね合わせながら楽曲を完成させました。この曲がドラマの中でどう響くのかとても楽しみです。