元乃木坂46樋口日奈が、俳優の戸塚純貴が主演を務めるドラマ『かりあげクン』に出演決定。ドラマオリジナルキャラのヒロインを演じる。

また、樋口をはじめ追加キャストが一挙解禁された。

【写真】樋口日奈、ラバーガールの大水洋介ら『かりあげクン』追加キャスト陣

 本作は、『コボちゃん』『フリテン君』などの4コマ漫画で知られ、今年で画業51年を迎えた植田まさしの代表作『かりあげクン』が原作。昭和、平成、令和と移り行く時代に合わせ老若男女問わず読者を楽しませ続けてきた同作が、連載42年の時を経て初めて実写ドラマ化される。主人公・かりあげクンこと、かりあげ正太は、戸塚純貴が演じる。

 このたび、かりあげの務める会社・ほんにゃら産業で働く“クセ強”な社員たちが一挙解禁された。

 本作のヒロインにして本作レギュラーキャストで唯一のドラマオリジナルキャラクターの新人派遣社員・清水彩花役を演じるのは、樋口日奈。
樋口が連続ドラマにレギュラー出演するのは乃木坂46卒業後初となる。樋口は本作のオファーを受けた時の印象について、「お話を聞いた時は、あの“かりあげクン”が実写化されるの!?と、童心に帰ったようなワクワク感を抱きました」と振り返る。

 さらにドラマの見どころについて、「自分の思うままに生きるかりあげさんに、クスっと笑ってしまうような面白さも感じつつ、ちょっぴり羨ましいなとも思ったり…次第に心惹かれていく!?清水の姿にもぜひ注目して頂きたいです」と語った。

 昭和が抜けない課長・木村隆二役にお笑いコンビ・イワイガワの岩井ジョニ男。社内で唯一課長の無自覚なセクハラにビシッと物申す係長・太田裕子役に野口かおる。ほんにゃら産業社長の息子・木下優役にお笑いコンビ・ラバーガールの大水洋介。
ほんにゃら産業の社長・木下藤吉役に名バイプレーヤー・温水洋一が扮する。

 併せて本ドラマの世界を彩る主題歌が、『六本木クラス』の挿入歌やCM「家庭教師のトライ」(シンガーおんじ篇)の歌唱を担当したシンガーソングライター・松室政哉の「愛だけは間違いないからね」に決定。同曲は“愛”をテーマに気持ちの良いテンポのポップスとゴスペルが組み合わり、イタズラをして困らすがなぜか愛され続ける「かりあげクン」の世界観にマッチしたものになっている。

 松室は実写ドラマ化を聞いてワクワクしたと語り、「笑いと愛に溢れたこのドラマと『愛だけは間違いないからね』が重なる瞬間に生まれるメッセージが、皆様に届くことを今から楽しみにしています。そしてこの曲が『かりあげクン』のように、長く沢山の人に愛される作品になれば嬉しく思います」と期待を込める。

 土曜ドラマ『かりあげクン』は、BS松竹東急にて2023年1月7日より毎週土曜23時放送。


 樋口日奈、松室政哉らのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■樋口日奈

 清水彩花を演じさせて頂きます、樋口日奈です。お話を聞いた時は、あの“かりあげクン”が実写化されるの!?と、童心に帰ったようなワクワク感を抱きました。自分の思うままに生きるかりあげさんに、クスっと笑ってしまうような面白さも感じつつ、ちょっぴり羨ましいなとも思ったり…次第に心惹かれていく!?清水の姿にもぜひ注目して頂きたいです。

 乃木坂46から卒業後初めての、連続ドラマの撮影に緊張していましたが、キャストの皆さん、スタッフさん、みなさん全員があたたかい現場に、不安なんて吹き飛ぶくらい!日々癒されておりました。放送、ぜひお楽しみにしていて下さい!!!

■岩井ジョニ男(イワイガワ)

 出演が決まった時、初めてチョビヒゲを生やしていて良かったと思いました…(笑)。
記念に単行本57巻くらい一気に買ったので、これからじっくり読みたいと思っています。感情の起伏が激しい課長ですが、自分のストレス発散の為に怒るのではなく、愛情を持って部下に接する熱い心を持った上司だと思います。かりあげクンのいたずらに振り回されるみんなを見ていると、茶目っ気たっぷりで「こんな会社いいなあ」と思いました。令和になって忘れかけている昭和の良さを『かりあげクン』でもう一度呼び覚ましたいです。私、昭和大好きなので!(笑)。『かりあげクン』、お楽しみに!

■野口かおる

 『かりあげクン』の世界観の中で、中年女性を担当しております、太田係長役の野口かおるです。
昭和、平成、令和と時代を跨ぎながら、40年以上に渡り、連載が続いているかりあげクン。ポーカーフェイスなイタズラで、数多のサラリーマンの鬱屈を晴らしてきたかりあげクンが、この令和の世のドラマ化で、如何なる風を吹かすのか、乞うご期待であります! 特に、女性の生き方、働き方、変わりましたよね。ザ・昭和生まれのボディに平成バンザイの青春を搭載し、令和の視点をアップデートした太田係長。お局キャラの万華鏡のような女性ですが、自分が受け取ったバトンを点検しながら、次の世代にどんなバトンを渡せるか、真摯に向き合う素敵な人だと思ってます。皆様、是非、心の襟足をかりあげながら御覧ください!

■大水洋介(ラバーガール)

 自由に振る舞うかりあげクンをなぜか慕う優役を演じます。戸塚君とは昔公園で2人でキャッチボールをした仲でもあるので、セリフのキャッチボールも見事な物になっていると確信しています。


■温水洋一

 多くの4コマ漫画雑誌が流行ったあの頃、20代だった僕は駅の売店で『かりあげクン』の掲載誌を買い、電車で周りを気にしながら笑いをこらえて読みました。あれから30年余り。その実写ドラマ化。社長役。お話をいただき本当に嬉しかったです。とにかく「漫画っぽく」を基本に、楽しく演じました(笑)。

 昭和から平成、令和となった今でも、変わらずにゆるりと楽しめるドラマになってます。イタズラ好きのかりあげクンと、周りのユニークなキャラたちが繰り広げるゆるい騒動。ほんにゃら~とご覧ください。

■松室政哉

 主題歌のお話を頂いた時は非常に光栄に思うと同時に、あの『かりあげクン』がどんな風に実写ドラマ化されるのかと、とてもワクワクしました。コロナ禍や世界情勢など不安な出来事が続く近年ですが、この曲は、そんな生きにくい世の中でも信じていたい“愛”を歌った曲です。笑いと愛に溢れたこのドラマと「愛だけは間違いないからね」が重なる瞬間に生まれるメッセージが、皆様に届くことを今から楽しみにしています。そしてこの曲が『かりあげクン』のように、長く沢山の人に愛される作品になれば嬉しく思います。