お笑いタレントのなだぎ武が15日未明にインスタグラムを更新。母が亡くなったことを報告し、母からの“最後の電話”に出られなかった後悔をつづった。



【写真】幼いなだぎ武を抱っこする母の姿

 なだぎが「先日、母が亡くなりました」と投稿したのは母との2ショット。写真には、カメラを見ながら明るく笑う幼いなだぎを、笑顔で抱っこする母の姿が収められている。

 投稿の中でなだぎは「家族葬で、通夜も葬儀も終えました。母はステージ4の大腸癌でした。大腸癌と言われてから、手術をいくつか経験し、抗がん剤治療を受け、癌とずっと戦っていました」と報告。

 続けてなだぎは母が亡くなった日について「その日昼過ぎにメールをし、その数時間後、電話が掛かってきたけど映画を観るために着席していたのもあり、予告も始まっていたので、気づいてはいたが改めて観終わってから折り返えそうと、着信を切ってしまった」と振り返ると、映画観賞後に改めてかかってきた父からの電話で母の死を知らされたと告白。


 母の死を知った直後の心境についてなだぎは「意味がわからなかった、、、『え?なんで!?さっき電話くれてたのに、、え??、、あれが…もしかして最後の連絡になったの!?なんで、、なんで出やんかったんや、、』一気に後悔と悔しさが押し寄せ、動揺が止まらなくなった」と打ち明けた。その後、母の元へと向かったなだぎだったが、「新幹線の車内では呆然と、ただただ後悔の気持ちでどうしようもなく涙が出続けた」という。

 またなだぎは「後悔は取り戻せない…自分が今まさにそうな様に。後々自分の心に落とし込めるよう、後悔と思わない瞬間瞬間を行動や言葉、態度で示してあげて下さい」とファンに呼びかけると「おかん…痛みや腹水や癌の辛さも何もない天国で、笑っていてくれると嬉しいです。産んでくれてありがとうね…」と亡き母にメッセージをおくった。

引用:引用:「なだぎ武」インスタグラム(@nadagigigi)