『マイティ・ソー』シリーズや『RRR』、『パニッシャー:ウォー・ゾーン』などで知られる英俳優のレイ・スティーヴンソンさんが亡くなった。58歳だった。



【写真】『マイティ・ソー』『RRR』などで活躍したレイ・スティーヴンソンさん

 Varietyによると、レイさんが現地時間の5月21日にイタリアで亡くなったと、代理人が発表したそうだ。死因については明らかになっていない。

 レイさんは1964年に北アイルランドで生まれ、1990年代にテレビドラマでキャリアをスタートさせた。2000年代にはハリウッドに進出し、主にアクション映画で活躍。2004年に公開されたアントワーン・フークア監督の『キング・アーサー』で注目を集め、以来、『ダイバージェント』や『マイティー・ソー』シリーズ、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』などに出演。『パニッシャー:ウォー・ゾーン』では、主人公パニッシャーを演じた。


 最近では、アカデミー賞候補となった『RRR』でヴィランのインド総督スコット・バクストンを演じ印象を残した。このあと公開されるDisney+の『スター・ウォーズ』スピンオフドラマ『Ahsoka』に出演しているほか、『1242:Gateway to the West(原題)』と『Cassino in Ischia(原題)』の公開が控えていた。