芸能人にとってデリケートなのが“共演NG問題”。番組を作る側も気を使うであろうこの問題について、自らが公の場で発言し、共演NGタレントについて触れている芸能人も多数いる。

ここではそんな共演NGだった芸能人たちについてまとめてみたい。

【写真】“確執”から“憧れ”まで理由はさまざま 共演NGだった芸能人たち

菅田将暉が共演NGにしていた大物芸人

 主演映画『ミステリと言う勿れ』の公開が9月に控えている俳優の菅田将暉。2021年4月期のドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)ではお笑いトリオのメンバーを演じていた彼は、大ファンだというダウンタウンの2人を共演NGにしていたそう。

 2016年放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)にゲスト出演した菅田は、ダウンタウンへの思いをしたためた便せん8枚にわたる手紙を朗読。感極まって涙を流す彼に対して、番組で進行を担当していた坂上忍が「菅田はお2人のことが好きすぎて、こいつの方から共演NGにしていた。自分が自分じゃなくなっちゃうって」と暴露。そんな菅田にダウンタウンの2人も感激する様子を見せていた。

トリンドル玲奈は“トラウマ”となった芸人を共演NGに

 現在放送中の土曜ナイトドラマ『月読くんの禁断お夜食』(テレビ朝日系/毎週土曜23時30分)でヒロインを演じているトリンドル玲奈は、お笑いタレントの江頭2:50を共演NGにしていたとのこと。

 トリンドルがデビューしてまもない19歳の頃、バラエティ番組『『ぷっ』すま』(テレビ朝日系)で江頭と共演。番組中に江頭は食べた虫を一度手に戻し、それを持ったまま彼女を追いかけ回したそう。この暴挙がトラウマになり、江頭との共演を避けていた彼女は、2022年1月配信の江頭のYouTubeチャンネル『エガちゃんねる EGA‐CHANNEL』で11年ぶりに再共演。前述の共演NGに至るエピソードを披露した。
しかし動画の中では再び、江頭が虫を持ってトリンドルを追いかけ回すという展開となり、やはりトリンドルの悲鳴が響いていた。

芸人界にも意外な“共演NG”が!

有吉弘行は“あだ名”がアダに…大物MCから共演NG

 日本のテレビを創世記から支え、今もなお“お昼の顔”として出演を続けている黒柳徹子。近年では『徹子の部屋』(テレビ朝日)に出演したお笑い芸人が黒柳との共演時のエピソードを披露するなど話題に事欠かない彼女。

 そんな芸能界の生き字引的存在の黒柳の“共演NG”は、お笑いタレントの有吉弘行だという。有吉は2022年5月放送の『有吉ぃぃeeeee!』(テレビ東京系)の中で黒柳について「俺なんて『クソババア』って呼んでから(共演)NGだよ。ほんと。言わなきゃよかったな…」と告白した。

 黒柳と有吉は2009年の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で共演。当時「あだ名・毒舌芸人」として再ブレイクの真っただ中の有吉は、とんねるずの石橋貴明からけしかけられ、黒柳にあだ名として“クソババア”と命名したそう。それ以来、両者の共演はないという。

劇団ひとりの共演NGは“妻”

 小説家、映画監督などマルチな活躍ぶりで知られるお笑いタレントの劇団ひとりは、2009年に結婚し3人の子どもをもうけた、妻の大沢あかねを共演NGにしていると告白。とはいえ、決して“不仲”というわけではないようだ。


 2020年5月放送のバラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)の中で、ひとりは「息子と娘を使ってでも(テレビに)出続けたい」と本音をもらしつつ、今なお大沢と共演していない理由については「仕事がなくなったときのカンフル剤」として温存させている状態だとコメント。そして「僕が奥さんと共演したら『コイツ焦ってんな』と思って」と語り、スタジオの笑いを誘っていた。

かまいたちの共演NGは同業者の“暴れん坊”

 いまやテレビで見ない日はないというほど各局の番組に出演しているお笑いコンビ・かまいたちは、爆笑問題太田光を共演NGにしていると告白。

 かまいたちが今年4月、爆笑問題がMCを務める情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)にVTR出演。その中で、共演NGのタレントについて聞かれると山内は「太田さんが1番NG!」と即答し、濱家も「僕ら太田さんNGにしているんですよ」と笑顔でコメント。山内は共演NGにしている太田について「楽屋あいさつ行った時点で襲いかかってくる(笑)。あと“お前石破さん(石破茂衆議院議員)に似てるな”ってずっと言ってくる」と困惑気味に語っていた。

編集部おすすめ