6月24日より帝国劇場にて上演のミュージカル『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』。このたび、同作世界初の試みとして、現在日本のミュージックシーンで活躍するアーティストたちによる、日本公演の訳詞提供が決定。
【写真】『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』で訳詞提供を行う個性豊かなアーティストたち
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、バズ・ラーマン監督作『ムーラン・ルージュ』(2001)を、アレックス・ティンバース演出によって舞台化したミュージカル。2018年のボストン公演を皮切りに、2019年にはNYブロードウェイ公演がオープン。トニー賞最優秀作品賞(ミュージカル部門)をはじめとする10部門の受賞に輝いた。
そこはナイトクラブでありダンスホール、劇場でもある、まさに夢のような空間。19世紀にオペレッタを創始したオッフェンバッハから、ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョン、マドンナなど20世紀に大流行したメガヒット曲、21世紀が生んだ最高の歌手レディ・ガガまで、160年以上にわたるポピュラーミュージック約70曲が散りばめられた、NYブロードウェイが誇る、絢爛豪華なマッシュ・アップ・ミュージカルだ。
日本公演の訳詞提供をするアーティストは17名。松任谷、いしわたり淳治、UA、岡嶋かな多、オカモトショウ(OKAMOTO‘S)、栗原暁(Jazzin’park)、KREVA、サーヤ(ラランド)、ジェーン・スー、Jean‐KenJohnny(MAN WITH A MISSION)、Daoko、TAX(MONKEY MAJIK)、浪岡真太郎(Penthouse)、ヒャダイン、松尾潔、宮本亞門、Mayu Wakisakaが参加。マッシュ・アップ・ミュージカルらしく、さまざまな個性や才能を集結させる。
エルトン・ジョン「Your Song」の訳詞を担当する松任谷は、「世界中の誰もが知っているこの曲をミュージカルのハイライトに。これを日本語に訳せるのは私以外にいない!というくらいの意気込みで臨みました。日本語は、文字数やリズムが極めて少ないなど、制約だらけ。
『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』は、東京・帝国劇場にて6月24日~28日プレビュー公演、29日~8月31日まで上演。