ヨルダン王室フセイン・ビン・アブドラ皇太子とラジワ・アル・サイフさんの結婚式が、現地時間6月1日にヨルダン・アンマンのザーラン宮殿で執り行われた。華やかなロイヤルウェディングに出席した世界のクイーン&プリンセスのルックをチェックしよう。



【写真】ヨルダン王室結婚式に出席したクイーン&プリンセスたちの華やかなファッションを一挙見!

 英王室のチャールズ国王の代理としてウィリアム皇太子とともに出席したキャサリン妃は、エリー・サーブによるダスティピンクのロングスリーブドレスをチョイス。ハイネックの襟元からボディにかけてリボン刺繍が施され、袖やウエストにはふんだんにドレープが寄せられたエレガントなデザイン。ドレスに合わせ、ヘアはウェービーなダウンスタイルにしてサイドに流し、ピンクの宝石のあしらわれた大振りのイヤリングをプラスした。

 ベルギー王室の21歳の王太子、エリザベート王女は、父のフィリップ国王と共に出席。マゼンダのケープドレスを纏い、手には同色のクラッチバッグ、耳元にはダイヤのイヤリングをプラス。カールにスタイリングしたヘアはハーフアップにし、ローズ色のリップとチークでフレッシュさをアピールした。


 皇室を代表して日本から出席したのは、高円宮妃久子さまと娘の承子さま。久子さまは、フラワーモチーフが施されたブルーのドレスに同色のパンプスを合わせ、パールのチョーカーとブレスレット、リングでエレガントさをプラス。承子さまはティールのドレスに合わせ、同色のヘアアクセサリーをコーデした。

 デンマーク王室のメアリー皇太子妃はフラワープリントが目を引くオフホワイトのシルクドレスで、フレデリック皇太子と共に出席。ドレスはアーデムのもので、ライラック色を基調としたコーンフラワーのモチーフと、同色の細いベルトがアクセントとなったデザイン。ヘアには同じくライラックのリボンを飾り、足元には同色のパンプスをコーデ。
大粒の石が輝くリングとイヤリングでロイヤルウエディングにふさわしい華やかさを加えた。

 ウィレム・アレクサンダー国王と揃って出席したオランダ王室のマキシマ王妃。ファッショニスタとしても知られる女王は、ルイザ・ベッカリアのフラワープリントのオーガンザドレスに、貝殻をモチーフにしたブルーのクラッチバッグを合わせて、リトルマーメイドの世界を演出。深いVを描く襟元やゆったりとしたベルスリーブからのぞくヘルシーな肌と、ウェーブを施したブロンドヘア、色見を抑えたメイクが若々しい印象。

 戴冠式には、父のカール・グスタフ国王と共に出席していたスウェーデン王室のヴィクトリア王太子。今回は夫のダニエル王子と共に参列し、マリーンのフラワープリントのマキシドレス姿を披露した。
H&Mなど、プチプラブランドを着こなすことでも知られるヴィクトリア王太子だが、なんとこのドレスは425ドル(約5万9000円)と、ロイヤルウエディングで纏うには庶民的な価格だそう。

 リヒテンシュタイン公国のゾフィー公世子妃は、結婚式の装いに夫のアロイス公世子とお揃いでネイビーをチョイス。ボディにレースが施され、袖は肌が透けて見えるエレガントなデザイン。ブロンドのヘアと合わせ、クラッチはゴールドをチョイスし、シックななかに華やかさを演出した。