滝沢秀明氏が設立したエンターテインメント会社「TOBE」に、平野紫耀神宮寺勇太が合流することが発表されてから、約1週間。彼らの確固たる人気を証明する出来事が、次々と巻き起こっている。

7日に行われたYouTubeの生配信では、同時視聴者数が100万人を突破。インスタグラムのフォロワー数も、平野紫耀が335万人、神宮寺勇太が199万人(※7月14日現在)と破竹の勢いで増加している。類いまれな存在である彼らは、これからどのような道に進んでいくのだろう。2人のこれまでの活躍を踏まえて、考えていきたいと思う。

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■ファンに対する優しさを再確認

 圧倒的なスターであるにもかかわらず、常に謙虚な姿勢を忘れなかった平野と神宮寺。全方位無敵なアイドル…というよりは、ちょっぴり抜けているところもあって、自分らしさをありのままに表現するような、遠いはずなのにどこか親近感を抱かせる、そんな人間らしさが“じぐひら”の魅力のように思う。だからこそ、彼らの生きざまに憧れているファンが多いのではないだろうか。

 ファン思いなアイドルには、アイドル思いなファンがついてくる。7日からの期間はとくに、それを痛感する機会が多かった。どうすればファンを喜ばせることができるのかを必死で考える2人と、彼らの取り組みを全力で盛り上げるファン。特に平野は、インスタグラムの質問箱で親指が痛くなるまで回答を打ち込むなど、ファンと積極的に交流しようとする姿勢が見られた。一方の神宮寺も、ファンが喜ぶであろうプライベート写真をたくさん掲載するなど、SNSを器用に使いこなしている。


 2人とも、「個人でやるの初めてだから、やり方全然分かんない」「インスタグラムのセミナーとか行きたいもん」と言っていたにもかかわらず、すでに多くのフォロワーを獲得しているのだからすごい。ファンのために頑張って不慣れなSNSを更新する“じぐひら”と、彼らの愛を受け取り、その愛の輪を広げるために拡散を行うファンの絆が、このフォロワー数につながっているのだろうか。

 会えなかったおよそ1ヵ月半を埋めるように、毎日なにかしらのアクションを起こしてくれる2人。「明日から会えないよじゃなくて、今日から会えますから」という平野の何気ない一言に、ホッとしたファンも多いはずだ。

■平野&神宮寺、これから進む道は?

 平野と神宮寺は、キラキラした王子様というイメージも強いが、意外にもバイクや車が好きだったりと、いわゆる“男らしい趣味”を多く持っている。アイドル時代から、男性人気も高かった“じぐひら”。

 これからは、SNSを通して趣味の発信もしていくことになるだろう。プライベートな部分を公開していくことで、同性からも憧れられるスターへとシフトしていく可能性も考えられる。

 また、2人がパフォーマンスをしているところを見たいと願うファンも多いのではないだろうか。まだ具体的には明かされていないが、平野が「今後は音楽活動やライブも積極的にやりたい」と話していたということは、楽しみなサプライズも隠されているのだろう。

 どのような形になるかは分からないけれど、きっと“じぐひら”の未来は明るい。7日の生配信の日、すがすがしい表情でカメラの前に立つ姿を見て、そう確信することができた。
これからの2人の活躍が楽しみでならない。(文:菜本かな)

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