『ミセス・ダウト』や『いまを生きる』、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』などで知られるロビン・ウィリアムズさん。存命であれば72歳の誕生日を迎えた7月21日に、子どたちがSNSを更新し、亡き父を偲んだ。



【写真】ロビン・ウィリアムズさんの子どもたちが父の写真とともに追悼

 ロビンさんと最初の妻ヴァレリー・ヴェラルディとの間に生まれたザック・ウィリアムズは、自身のインスタグラムを更新。『グッドモーニング,ベトナム』に出演するロビンさんの写真を投稿し、「ハッピーバースデー、父さん」と誕生日をお祝い。「いつもくれた眼差しがどれほど好きだったか思い出していたところだよ。いたずらっぽくて素敵な笑み。父さんの友達や愛した人はよく知っているよね。喜びや好奇心にあふれ、素晴らしいんだ」と偲び、「さみしいよ。
ずっと愛してる」と締めくくった。

 2人目の妻マーシャ・ガーセス・ウィリアムズとの間に生まれたゼルダ・ウィリアムズは、ツイッターにて、2007年に行われた全米脚本家組合(WGA)のストライキに参加し、プラカードを掲げるロビンさんの写真を公開。このところ行われている全米映画俳優組合(SAG‐AFTRA)とWGAのストに触れ、「ポッポ、誕生日おめでとう。(生きていたら)絶対、今日も、いつでも、アートとアーティストのために闘っていたはずだよね」と綴った。

 ロビンさんは明るく人間味ある演技で人々に愛されたが、2014年にカリフォルニア州の自宅にて、63歳の若さで亡くなっているところが発見された。来月で9回目の命日を迎える。


 ハリウッドでは現在、WGAとSAG‐AFTRAが同時にストライキを行っており、映画やテレビドラマの制作ほか、プロモーション活動などが中止され、エンターテイメントに関わる様々な場面に影響が出ているが、ロビンさんは2007年に行われたWGAのストライキ中、脚本家の立場で声を挙げていた。

 「これは億万長者の脚本家たちの問題ではありません。彼らにはストライキをする必要がない。僕自身の問題でもありません。これは、シンプルに公平な分け前を獲得すべく闘っている大勢の人たちの問題です」と当時The Hollywood Reporterにコメント。「彼らのために解決し、皆が仕事に戻り、分かち合う方法を見つけたいのです」と語っていた。


引用:「ザック・ウィリアムズ」インスタグラム(@zakpym)
   「ゼルダ・ウィリアムズ」ツイッター(@zeldawilliams)