トム・クルーズ、エマ・ストーン、ナタリー・ポートマン、ブルーノ・マーズ、レディー・ガガ…それぞれ大活躍中のセレブで、名前はよく聞き慣れたもの。しかし彼らは皆、実は本名ではなかった! 彼らに加え、スヌープ・ドッグからメーガン妃まで、芸名で活動しているセレブたちをご紹介。



【写真】大活躍中のセレブの本名は? 総勢15名を総まとめ

■まったく別の名前にチェンジ!

 米人気シンガーのカーディ・Bの本名は、ベルカリス・アルマンザー。姉妹が家族や友人からコニャックの有名ブランドである「ヘネシー」と呼ばれていたため、自分もラム酒のブランドからバカルディと名乗るようになり、さらにこれを短縮し、カーディ・Bとなったそう。

 ブルーノ・マーズの本名はピーター・ジーン・ヘルメンデス。ただ、同じくピーターという名前を持つドラマーの父が、ブルーノと呼び始め、やがて定着したそうだ。

 このほか、レディー・ガガの本名はステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ、ラナ・デル・レイはエリザベス・ウールリッジ・グラント、エルトン・ジョンはレジナルド・ドワイトと言い、ミュージシャンには芸名が多い。ちなみにスヌープ・ドッグも芸名で、本名はカルバン・ブローダス。
過去にスヌープ・ライオンと名前を変更し、2013年12月にはスヌープ・ライオン名義で楽曲「Smoke The Weed 」をリリースしている。

■人と被ったから変更

 『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』でおなじみのジェイソン・サダイキス。生まれたときに付けられた名前はダニエル・ジェイソン・サダイキスだったものの、父も同じ「ダニエル」だったことから、母が分かりやすいようにミドルネームで呼ぶようになり、ジェイソンが定着。俳優としてもジェイソン・サダイキスとして活躍している。

 『ラ・ラ・ランド』や『ゾンビランド』シリーズのエマ・ストーンの本名はエミリー・ストーン。現在ストライキをしていることでも注目されている全米映画俳優組合に加入する際、同名の俳優がすでに登録していたことから、チェンジ。
ティーンの頃はライリー・ストーンとして活動していたこともあったが、呼ばれても自分の名前とは気が付かず、この名前はやめたそうだ。

■ミドルネームを名前に

 ヘンリー王子と結婚し、英王室入りを果たすも2020年に離脱。その後も何かと世間を賑わせているメーガン妃ことメーガン・マークルも実は芸名。本名はレイチェル・メーガン・マークルと言い、ミドルネームを名乗っている。

 『ビッグ・リトル・ライズ』や『ザ・モーニングショー』に出演するリース・ウィザースプーンも、本名はローラ・ジョアンヌ・リース・ウィザースプーンと言い、ミドルネームを芸名にした1人。ただし彼女の場合、母の旧姓がリースだったことから、母に敬意を表してリースと名乗っているそうだ。


 トム・クルーズも、ミドルネームを芸名にしたグループの亜種と言えそう。彼の本名はトーマス・クルーズ・メイポーザー4世と言い、ファーストネームのトーマスを短縮してトム、そしてミドルネームを苗字に使い、トム・クルーズとしている。

■アメリカ風の名前に変更

 『フレンズ』などでおなじみのジェニファー・アニストンは、本名をジェニファー・アナスタサキスというそう。アナスタサキスとは、名優として知られるギリシャ生まれの父ジョン・アニストンの本当の苗字。ギリシャ系で読みにくいこともあり、父に倣(なら)って芸名をアニストンとしたようだ。

 また、『ブラック・スワン』でオスカー女優となったイスラエル出身のナタリー・ポートマンも、本名はヘブライ語風の響きが美しいナタリー・ヘルシュラグという。
ポートマンは父方の祖母の旧姓だそう。

 このほか、『ジャンゴ 繋がれざる者』や『Ray/レイ』で知られるジェイミー・フォックスの本名は、エリック・ビショップ。「ワイルド・スピード」シリーズでおなじみのヴィン・ディーゼルは、意外にも響きがエレガントな、マーク・シンクレア・ヴィンセントという本名だそうだ。